ブラー、『ミッドライフ：ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』日本盤発表
先にお伝えしたUKにて6月15日にリリースされるというベストアルバムが、日本でもリリースされることが発表された。
メンバー自身が“ブラー初心者のために選曲した”というこの2枚組新ベスト『ミッドライフ：ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』は7月15日に国内盤リリースとなる。既に2000年にシングル曲を中心に構成した初ベスト盤『ザ・ベスト・オブ』が発表されているが、今回の新ベスト盤の最大の特徴は、メンバー自身が“ブラー初心者”に向けてブラーの曲を選んでいる点だ。結果、「ソング2」「ガールズ＆ボーイズ」「ビートルバム」といった代表的ヒットに加えて、隠れ名曲としてファンの間で知られる「ポップシーン」など、シングルではないがブラーの知る人ぞ知る名曲が数多く収録されることとなった。メンバー自らお薦めする名曲をギュッと絞って濃縮させた純度100％が最大の魅力ということだ。
デビュー以来7枚のスタジオ・アルバムを発表してきたブラーだが、サード・アルバム『パークライフ』(1994年)から2003年発表の最新作7thアルバム『シンク・タンク』まで、5作連続で全英1位を記録し続けてきた歴史を持つ。にもかかわらず、グレアム・コクソンの脱退をきっかけに2003年以降約6年ブラーは事実上活動停止状態にあった。
しかし時の流れは人を変える。年月が解決することもある。確執や心模様は二転三転、2008年12月ギターのグレアム・コクソン電撃復帰は、これまでもBARKSでお伝えしてきたとおりだ。同時発表された2009年7月のロンドン／ハイド・パーク公演の5万枚のチケットは発表からわずか2分で完売、その後の追加も含めるとロンドン公演だけで10万枚のチケットが瞬殺となった。その後も、この“ブラー現象”はあちこちに飛び火、グラストンベリー・フェスティヴァルのヘッドライナー決定をはじめ次々とライヴが発表され、今、イギリスの“ブラー現象”は激熱なのだ。
グランジ全盛期に真逆の“英国らしさ”を追及したり、真逆のインディなギター・ロックへと方向変換したりと、常に全てを失いかねない大胆な挑戦を繰り返しながら成功の荒波をくぐり抜けてきたブラー、その高いクリエイティビティが、今回の新ベスト盤にブラー栄光の軌跡として、熱く刻まれることになる。
国内盤にはブラーの今までの作品解説や貴重な来日公演のセットリストコレクションなどが収められた充実のブックレットが付属となる。また特別ボーナストラックの予定もあるようだ。
6年の空白の間、ブラーと出会う機会を失っていたロック・オーディエンスにとって、この作品は、まさに理想的な入門盤であるとともに、往年のファンにとってもメンバー公認のブラー・バイブルとして、特別な位置付けとなることだろう。
『ミッドライフ：ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』
●CD 1
1.ビートルバム Beetlebum
5thアルバム『blur』からの1stシングル ＜全英１位＞
2.ガールズ＆ボーイズ Girls and Boys
3rdアルバム『パークライフ』からの1stシングル。 ＜全英５位＞
3.フォー・トゥモロウ For Tomorrow
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』からの2ndシングル。 ＜全英２８位＞
4.コーヒー＆ＴＶ Coffee & TV
6thアルバム『13』からの2ndシングル。 ＜全英１１位＞
5.アウト・オブ・タイム Out Of Time ★
7thアルバム『シンク・タンク』からの1stシングル。 ＜全英５位＞
6.ブルー・ジーンズ Blue Jeans ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』収録のアルバム・トラック。
7.ソング ２ Song 2
5 thアルバム『blur』からの2ndシングル。全世界で大ヒットし、北米でも遂にこの曲で大ブレイクを果たした。＜全英２位＞
8.バグマン Bugman ★
6thアルバム『13』収録のアルバム・トラック。
9.ヒー・ソウト・オブ・カーズ He Thought Of Cars ★
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』収録のアルバム・トラック。
10.デス・オブ・ア・パーティ Death Of A Party ★
5thアルバム『blur』収録のアルバム・トラック。
11.ザ・ユニヴァーサル The Universal
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』からの2ndシングル。 ＜全英５位＞
12.シング Sing ★
1stアルバム『レジャー』収録のアルバム・トラック。
13.ディス・イズ・ア・ロウ This Is A Low
3rdアルバム『パークライフ』収録のアルバム・トラック。
●CD 2
1.テンダー Tender
6thアルバム『13』からの1stシングル。 ＜全英２位＞
2.シーズ・ソー・ハイ She’s So High
1stアルバム『レジャー』収録。ブラーの記念すべきデビュー・シングル。 ＜全英４８位＞
3.ケミカル・ワールド Chemical World ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』からの3rdシングル。 ＜全英２８位＞
4.グッド・ソング Good Song ★
7thアルバム『シンク・タンク』からの3rdシングル。 ＜全英２２位＞
5.パークライフ Parklife
3rdアルバム『パークライフ』からの3rdシングル。 ＜全英１０位＞
6.アドヴァート Advert ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』収録のアルバム・トラック。
7.ポップシーン Popscene ★
1stアルバム『レジャー』と2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』との間でリリースされたシングル。日本では2ndアルバムにボーナス・トラックとして特別収録されている。
8.ステレオタイプス Stereotypes ★
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』からの3rdシングル。 ＜全英７位＞
9.トリム・トラブ Trimm Trabb ★
6thアルバム『13』収録のアルバム・トラック。
10.バッドヘッド Badhead ★
3rdアルバム『パークライフ』収録のアルバム・トラック。
11.ストレンジ・ニュース・フロム・アナザー・スター Strange News From Another Star★
5thアルバム『blur』収録のアルバム・トラック。
12.バッテリー・イン・ユア・レッグ Battery In Your Leg ★
7thアルバム『シンク・タンク』からのアルバム・トラック。
※★印は既発ベスト盤 『ザ・ベスト・オブ』(2000) 未収録曲(計15曲)
◆ブラー特設サイト
◆iTunes Store ブラー（※iTunesが開きます）
メンバー自身が“ブラー初心者のために選曲した”というこの2枚組新ベスト『ミッドライフ：ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』は7月15日に国内盤リリースとなる。既に2000年にシングル曲を中心に構成した初ベスト盤『ザ・ベスト・オブ』が発表されているが、今回の新ベスト盤の最大の特徴は、メンバー自身が“ブラー初心者”に向けてブラーの曲を選んでいる点だ。結果、「ソング2」「ガールズ＆ボーイズ」「ビートルバム」といった代表的ヒットに加えて、隠れ名曲としてファンの間で知られる「ポップシーン」など、シングルではないがブラーの知る人ぞ知る名曲が数多く収録されることとなった。メンバー自らお薦めする名曲をギュッと絞って濃縮させた純度100％が最大の魅力ということだ。
デビュー以来7枚のスタジオ・アルバムを発表してきたブラーだが、サード・アルバム『パークライフ』(1994年)から2003年発表の最新作7thアルバム『シンク・タンク』まで、5作連続で全英1位を記録し続けてきた歴史を持つ。にもかかわらず、グレアム・コクソンの脱退をきっかけに2003年以降約6年ブラーは事実上活動停止状態にあった。
しかし時の流れは人を変える。年月が解決することもある。確執や心模様は二転三転、2008年12月ギターのグレアム・コクソン電撃復帰は、これまでもBARKSでお伝えしてきたとおりだ。同時発表された2009年7月のロンドン／ハイド・パーク公演の5万枚のチケットは発表からわずか2分で完売、その後の追加も含めるとロンドン公演だけで10万枚のチケットが瞬殺となった。その後も、この“ブラー現象”はあちこちに飛び火、グラストンベリー・フェスティヴァルのヘッドライナー決定をはじめ次々とライヴが発表され、今、イギリスの“ブラー現象”は激熱なのだ。グランジ全盛期に真逆の“英国らしさ”を追及したり、真逆のインディなギター・ロックへと方向変換したりと、常に全てを失いかねない大胆な挑戦を繰り返しながら成功の荒波をくぐり抜けてきたブラー、その高いクリエイティビティが、今回の新ベスト盤にブラー栄光の軌跡として、熱く刻まれることになる。
国内盤にはブラーの今までの作品解説や貴重な来日公演のセットリストコレクションなどが収められた充実のブックレットが付属となる。また特別ボーナストラックの予定もあるようだ。
6年の空白の間、ブラーと出会う機会を失っていたロック・オーディエンスにとって、この作品は、まさに理想的な入門盤であるとともに、往年のファンにとってもメンバー公認のブラー・バイブルとして、特別な位置付けとなることだろう。
『ミッドライフ：ビギナーズ・ガイド・トゥ・ブラー』
●CD 1
1.ビートルバム Beetlebum
5thアルバム『blur』からの1stシングル ＜全英１位＞
2.ガールズ＆ボーイズ Girls and Boys
3rdアルバム『パークライフ』からの1stシングル。 ＜全英５位＞
3.フォー・トゥモロウ For Tomorrow
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』からの2ndシングル。 ＜全英２８位＞
4.コーヒー＆ＴＶ Coffee & TV
6thアルバム『13』からの2ndシングル。 ＜全英１１位＞
5.アウト・オブ・タイム Out Of Time ★
7thアルバム『シンク・タンク』からの1stシングル。 ＜全英５位＞
6.ブルー・ジーンズ Blue Jeans ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』収録のアルバム・トラック。
7.ソング ２ Song 2
5 thアルバム『blur』からの2ndシングル。全世界で大ヒットし、北米でも遂にこの曲で大ブレイクを果たした。＜全英２位＞
8.バグマン Bugman ★
6thアルバム『13』収録のアルバム・トラック。
9.ヒー・ソウト・オブ・カーズ He Thought Of Cars ★
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』収録のアルバム・トラック。
10.デス・オブ・ア・パーティ Death Of A Party ★
5thアルバム『blur』収録のアルバム・トラック。
11.ザ・ユニヴァーサル The Universal
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』からの2ndシングル。 ＜全英５位＞
12.シング Sing ★
1stアルバム『レジャー』収録のアルバム・トラック。
13.ディス・イズ・ア・ロウ This Is A Low
3rdアルバム『パークライフ』収録のアルバム・トラック。
●CD 2
1.テンダー Tender
6thアルバム『13』からの1stシングル。 ＜全英２位＞
2.シーズ・ソー・ハイ She’s So High
1stアルバム『レジャー』収録。ブラーの記念すべきデビュー・シングル。 ＜全英４８位＞
3.ケミカル・ワールド Chemical World ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』からの3rdシングル。 ＜全英２８位＞
4.グッド・ソング Good Song ★
7thアルバム『シンク・タンク』からの3rdシングル。 ＜全英２２位＞
5.パークライフ Parklife
3rdアルバム『パークライフ』からの3rdシングル。 ＜全英１０位＞
6.アドヴァート Advert ★
2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』収録のアルバム・トラック。
7.ポップシーン Popscene ★
1stアルバム『レジャー』と2ndアルバム『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』との間でリリースされたシングル。日本では2ndアルバムにボーナス・トラックとして特別収録されている。
8.ステレオタイプス Stereotypes ★
4thアルバム『ザ・グレイト・エスケープ』からの3rdシングル。 ＜全英７位＞
9.トリム・トラブ Trimm Trabb ★
6thアルバム『13』収録のアルバム・トラック。
10.バッドヘッド Badhead ★
3rdアルバム『パークライフ』収録のアルバム・トラック。
11.ストレンジ・ニュース・フロム・アナザー・スター Strange News From Another Star★
5thアルバム『blur』収録のアルバム・トラック。
12.バッテリー・イン・ユア・レッグ Battery In Your Leg ★
7thアルバム『シンク・タンク』からのアルバム・トラック。
※★印は既発ベスト盤 『ザ・ベスト・オブ』(2000) 未収録曲(計15曲)
◆ブラー特設サイト
◆iTunes Store ブラー（※iTunesが開きます）