ツェッペリン、コーヒーと紅茶でショウの成功を祝う

19年ぶりの再結成を大成功させたレッド・ツェッペリンは、ショウの後、アルコールではなくホット・ドリンクで乾杯したそうだ。

バック・ステージにいた関係者は『The Sun』紙にこう話している。「ロバート（・プラント）はステージに上がる前、ビールを２,３本飲んでたけど、その後は紅茶やコーヒーだけだったよ」プラントとジミー・ペイジはマグカップ片手に、お互いの背中をたたき合い労をねぎらっていたという。

アルコールはなくとも、ショウの後の会話は大いに盛り上がったようだ。この関係者によると、メンバーはこの先の計画にも乗り気の発言をしていたという。「バンドは盛り上がってて、ジョン・ボーナムはどう思っただろうなんて話をしてた。で、“次は？　これで終わりか、ほかに何かあるか？”って話になった。（メンバーの）１人が（'73年のマジソン・スクエア）ガーデンでの３公演について言及したんだ。“いいな”って意見が一致してた。このバック・ステージでの反応を見たら、来年、そこでプレイするのは間違いないって思ったよ」

お酒が入っていない場での会話だけに、口約束に終わらない可能性は高いかもしれない。

また、ツェッペリン旋風が巻き起こっているいま、HMVによると、彼らのアルバムのセールスが激増しているという。再結成が発表されて以来、バック・カタログの売り上げは500％増し。コンサートの翌日は、ベスト盤『Mothership』が（HMVチェーン内で）最も売れたアルバムになったという。

Ako Suzuki, London