キティちゃん出演のソフトバンクのCM曲を歌う子供達はだれ?
そもそも以前には、エアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」を使用していた同社CMだが、今回は子供のカバー・ヴァージョン。一体誰が歌っているのか?
これ、その正体は、ロックの伝説的名曲の数々をカバーするその名も“ロック・キッズ”というグループ。15人の小学生の子供達による、まさにロック版“少年少女合唱団”なのです。
ロック・キッズ『キッズ・ウィル・ロック・ユー』VJCP-68597 発売中(2003年12月10日日本発売) 1.ウィ・ウィル・ロック・ユー(クイーン) 2.アイ・ラヴ・ロックン・ロール(アローズ) 3.ウォーク・ディス・ウェイ(お説教)(エアロスミス)※Softbank CM曲 4.伝説のチャンピオン(クイーン) 5.マイ・ジェネレイション(ザ・フー) 6.アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(ピンク・フロイド) 7.スモーク・オン・ザ・ウォーター(ディープ・パープル) 8.サティスファクション(ザ・ローリング・ストーンズ) 9.オール・ライト・ナウ(フリー) 10.イエロー・サブマリン(ザ・ビートルズ) 11.ヘイ・ジュード(ザ・ビートルズ) 12.スクルーズ・アウト(アリス・クーパー) 13.ワイルド・シング(トロッグス) 14.ホテル・カリフォルニア(イーグルス) 15.アノートル・モンドゥ(テレフォン) 16.ザッツ・ザ・ウェイ(KCアンド・ザ・サンシャイン・バンド) |
“ロック・キッズ”が歌う様々な名曲のカバー、ちょっと聴き応えがあって面白い。当「ウォーク・ディス・ウェイ」も頑張って忠実に再現しており、エアロスミスのスティーヴン・タイラーの絶叫を真似るあどけなさが、かなり大変そうで微笑ましい。
ポール・ロジャースの名曲「オール・ライト・ナウ」を歌いこな…そうとしているちょっとハスキーなおぼっちゃんもグレートだ。またピンク・フロイド「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」のサビコーラスなどは、そもそもオリジナルが子供たちによるコーラスなだけに、まさしく完コピ状態になっている。「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」を挑発的に歌うお嬢ちゃんのその芸風は、アローズというよりも、明らかにジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツに肉薄したものだ。
これらが収録されているアルバムは、実は2003年にリリースされており、他にもクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」やザ・ローリング・ストーンズの「サティスファクション」、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などもちゃっかりカヴァー済み。
ソフトバンクCMの起用から、現在、急激に着うた(R)、PCダウンロード配信のセールスが上昇中という、ロック・キッズ。きっと話題になるのはこれからでしょう。まだ未体験のあなた、チェック必須ですよ。
この記事の関連情報
【俺の楽器・私の愛機】1792「ギルモア」
ギブソン、ブライアン・メイのシグネチャー「SJ-200 12-String」をリリース
ローデリウス、オンネン・ボック、松﨑裕子、長い空白の年月を経て作り上げた先鋭的作品リリース
エアロスミスのピンズカプセルトイ、『THE ARTIST COLLECTION』の第4弾として登場
全英アルバム・チャート、デヴィッド・ギルモアの最新作『邂逅』が初登場1位
エピフォン、ジミ・ヘンドリックスの“Love Drops”Flying V発売
全米アルバム・チャート、サブリナ・カーペンターの『Short n’ Sweet』が2週連続1位
洋楽を身近に感じさせてくれるYouTubeチャンネル「Honey Lyrics」
全英アルバム・チャート、オアシスの『Definitely Maybe』が30年ぶりに1位