マリリン・マンソン、元バンド仲間を訴える

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ショック・ロッカーのマリリン・マンソンがスプーキー・キッズ時代のバンド・メンバー、デイジー・バーコヴィッツ(スコット・プテスキー)と米国のレーベル、Empirewerks Recordsに対し、ロサンゼルス連邦裁判所に著作権侵害の訴訟を起こしたとロイター通信などが伝えている。マンソンは今年4月にリリースされた『Lunch Boxes and Choklit Cows』(US盤)の中で肖像と書籍『The Long Hard Road Out Of Hell』のイラストを不正に使用されたと主張、アルバムの差し止めと50万ドル(約5,350万円)の損害賠償を要求した。

バーコヴィッツの弁護士は、訴えは“正当なもの”でなく、解決に取り組んでいるが、マンソンから反応がない、と話している。

『Lunch Boxes and Choklit Cows』は、マンソンがバーコヴィッツと共に'89年に結成したマリリン・マンソン&ザ・スプーキー・キッズ時代の音源を収録した、ボーナスDVD付きのアルバム。バーコヴィッツは'96年にバンドを脱退する際、著作権に関する契約を交わしていた。

マンソンは現在、スタジオで新曲のレコーディングに取り組んでいる。今年秋にはデペッシュ・モードの「Personal Jesus」のカヴァーを含むベスト盤がリリースされる予定。

T.Kimura
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