Evil Drive

堂々たるフィメイル・シンガー、ヴィクトリアをフロントに据えたフィニッシュ・メロディック・デス・メタル・バンド。

シンガーのヴィクトリアとギタリストのヴィレ、ドラムスのユハによって2013年にバンドがスタート。メンバーが固まると、1980年代スラッシュ・メタル・スタイルも併せ持つメロディック・デス・メタルを目指す。

紅一点のワイルド・フロント・ウーマン、ヴィクトリアは14歳で歌を始め、以前はSOULCRYPTで活動。ヴィレとユハはDOMINATIONBLACKで活動し、KISSのトリビュート・バンドPAUL STANLEY BOOZING SOCIETYでもプレイしていたという。ギターのニコはSOULWOUNDで活動していた。メンバー共通の嗜好はメタルであり、IRON MAIDEN、SLAYER、METALLICAを崇拝している。

2013年11月にデビューEPをリリース。フィンランドのメディアから注目を集め、初のPV「Bullet」がYouTube にてヒット。2015年8月にデンマークのMighty Musicと契約を交わし、1stアルバム『ランド・オブ・ザ・デッド』を制作。音楽的影響が違うメンバーが、それぞれのバンドで、それぞれのジャンルをプレイして得た経験値をこのバンドの新しい要素として合成し、オリジナリティーあるメタル・サウンドが構築された。ARCH ENEMYとの比較を避けることはできないが、曲によってはスラッシュ風味だったり、メロスピ系のリフを醸し出したり、崇拝するIRON MAIDEN愛が表れていたりと、より聴きやすい楽曲と彼ららしいテイストが存在している。