個性溢れる3組が恵比寿リキッドルームに集結!「SPACE SHOWER 3rd PLACE vol.4」開催! 大森靖子 / 黒木渚 / GLIM SPANKY

株式会社スペースシャワーネットワーク



2016年の動向に注目が集まる女性ヴォーカルアーティスト3組!

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株式会社スペースシャワーネットワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水英明)が運営する日本最大の音楽専門チャンネル スペースシャワーTV主催イベント「SPACE SHOWER 3rd PLACE vol.4」を1月26日(火)、恵比寿リキッドルームにて開催いたしました。
日常生活における大事な居場所——1.家、2.職場や学校、そして3つ目として“音楽の場所”をスペースシャワーTVがつくろうというテーマで立ち上げたこのイベント。第4回目は大森靖子、黒木渚、 GLIM SPANKYという、今もっとも2016年の動向に注目が集まる女性ヴォーカルアーティスト3組が出演しました。
このイベントの模様は2月にスペースシャワーTVにて60分の特別番組としてオンエア致します。

このイベントの模様を2月にスペースシャワーTVで特別番組としてオンエア!
スペースシャワーTV「SPACE SHOWER 3rd PLACE vol.4」
【放送日時】2月25日(木)23:00~24:00
【リピート放送】3月5日(土) 25:30~26:30、 3月27日(日) 26:00~27:00

≪イベント概要≫
イベントタイトル : SPACE SHOWER 3rd PLACE vol.4
日時:2016年1月26日(火) OPEN 18:00 START 19:00
会場:恵比寿リキッドルーム
出演:大森靖子 / 黒木渚 / GLIM SPANKY
主催:SPACE SHOWER
協力: avex music creative Inc. / Lastrum / amnis inc. / ユニバーサル ミュージック/Virgin Music
企画/制作:SPACE SHOWER / HOT STUFF PROMOTION
イベントオフィシャルホームページ: http://www.sstv.jp/3rdplace

◆ライブレポート
1月26日(火)に恵比寿リキッドルームでライヴ・イベント『SPACE SHOWER 3rd PLACE vol.4』が開催された。2014年4月に東京キネマ倶楽部で古川本舗・天才バンド・藤巻亮太を迎えて行われた『Vol.3』から約2年の月日を経て今回召集されたのは大森靖子、黒木渚、GLIM SPANKY!三者三様の魅力を持った女性ヴォーカル・アーティストが集結した。
事前に公式ウェブ上で公開されたアーティスト紹介動画では「自分にとっての『3rd PLACE』は何か?」という問いかけに対して「ハロプロ」(大森靖子)、「本屋」(黒木渚)、「友達といる時」(GLIM SPANKY:松尾レミ)と、それぞれ「らしい」独特の表現で表していた彼女たち。このイベントでは、どんなスペシャルなライヴを見せてくれるのか否応なくオーディエンスの期待が高まる中、ステージの幕が開いた。

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深紅のカーテンをバックにグラマラスな雰囲気を身にまとってあらわれたのは、GLIM SPANKY。1曲目は1月27日(水)にリリースされたEP『ワイルド・サイドを行け』からタイトル・トラック「ワイルド・サイドを行け」をプレイ。松尾レミのハスキーだが伸びやかな歌声が疾走し、亀本寛貴の金色のレスポールが唸る。クラシック・ロックを表現のベースに据える実力派なだけあり、バンド・アンサンブルは力強く端正。「サンライズジャーニー」では松尾がかき鳴らすギターもエモーショナルに鳴っていた。等身大の自分を歌った「大人になったら」ではパワーだけで押し切るのではない、しなやかな強さのある演奏で会場をGLIM SPANKYのグルーヴに巻き込んだ。
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「40分間だけ、あなたの本命にしてください」という一言だけで、オーディエンスを虜にしたのは黒木渚。業と念を背負いすべてを歌にかけると決めた彼女が使う言葉はオーディエンスの心の敏感な部分を的確に撫でていく。「君が私をダメにする」「枕詞」と男女の機微をテーマにした楽曲を奏でる黒木。かつて「情念系」と言う女性アーティストをカテゴライズする言葉があったのとは全く違う意味で黒木渚は「役」になりきるように丹念に丁寧に人の感情の沸き立ちを歌にして伝えようとする。「フラフープ」でタオルをブンブンと振り回してみせた、次の瞬間には「アーモンド」で絶望にも等しい孤独を絶唱する。彼女の言葉通り「本命宣言」をしたくなるそんなカラフルな魅力に満ちたアクトだった。
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平井堅「POP STAR」、レミオロメン「粉雪」をサウンド・チェックからガチで熱唱する大森靖子。会場に笑みがこぼれたのも束の間、1曲目の「呪いは水色」からギアはフルスロットル。ピエール中野(凛として時雨)、直枝政広(カーネーション)ら豪華メンバーをサポートに迎えた鉄壁のグルーヴの上に、大森靖子の狂気が津波のように広がっていく。結婚そして出産を経て、しばらくライヴができていなかった彼女のスペシャルなライヴというだけありファンの興奮も一気に最高潮に。新曲「愛してる.com」では曲中の「せーの」の一言を、オーディエンスが一斉にシャウト。ダークピンクのペンライトを一心不乱に振るファンの姿もあった。「さっちゃんのセクシーカレー」では、鬼気迫る朗読を披露。「ミッドナイト清純異性交遊」では客席にダイヴ、そのままリフトされオーディエンスの頭上で熱唱した。ラストは3月23日にリリースされるニュー・アルバムの表題曲「TOKYO BLACK HOLE」で締めた。

鳴り止まぬアンコールの声に応えて、ギターを抱えてあらわれた大森靖子。おもむろに弾き語りで「絶対彼女」を歌い出す。サビの部分をオーディエンスに歌わせてから「(今日の男性客の歌声は)ガチ恋系じゃなくて見守り系ですね」とハロプロ・ファンらしい感想を述べ、満足げに笑った。最後の「君と映画」の曲中ではアコースティックギターと歌の生音だけで目一杯響かせ、会場を去っていった。こうして、めまぐるしく移り変わる、約3時間にわたる濃密なイベントの幕が下りた。
なおこのイベントの模様は2/25(木)23:00~24:00にスペースシャワーTVにて放送予定。それぞれに「旬」を迎えている3アーティストの今を目撃しよう。

Text by 小田部仁
Photo by 釘野孝宏

◆セットリスト
GLIM SPANKY
01. ワイルド・サイドを行け / 02. 褒めろよ / 03. リアル鬼ごっこ / 04. 夜明けのフォーク / 05. サンライズジャーニー /06. NEXT ONE / 07. 大人になったら
黒木渚
01. 虎視眈々と淡々と / 02. 君が私をダメにする / 03. 枕詞 / 04. 大予言 / 05. フラフープ / 06. 革命 / 07. アーモンド
大森靖子
01. 呪いは水色 / 02. マジックミラー / 03. 愛してる.com / 04. 生kill the time 4 you /05. さっちゃんのセクシーカレー(朗読) / 06. 焼肉デート / 07. イミテーションガール / 08. きゅるきゅる /09. ミッドナイト清純異性交遊 / 10.TOKYO BLACK HOLE / EN1. 絶対彼女 / EN2. 君と映画

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