エヴァネッセンス、後任ギタリストが決まる

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昨年のヨーロッパ・ツアー中にベン・ムーディ(G)の突然の脱退で揺れていたエヴァネッセンスだが、先週末、エイミー・リー(Vo)がオーストラリアのサイト(undercover.com.au)に発表した内容によると、暫定メンバーだったコールドのテリー・バルサモがグループに加入したという。

バルサモはムーディの脱退以来、暫定的にバンドと共に活動。2月にはニュー・アルバムへの参加も期待されている。エイミーは今回の決定について次のように同サイトに語った。

「信頼できる人物だと思う。安心するわ。テリーはステージで存在感のある、狂気のギター・プレイヤー。人柄も良く、気さくで、何よりもすばらしいライティングの才能があるわ。たくさんの偉大な曲を作っている。最初に会ったときは分からなかったけど、みんなでテリーがいちばんいいんじゃないかって決めたの」。

エイミーはまた、お互いに不運な状況で共感しあった、とも話している。バルサモの在籍していたコールドは、スクーター・ウォード(Vo)がリハビリ治療中のため、思うように活動ができない。エイミーはコールドが「これ以上アルバムを作れる状況にあるとは思えない」と話している。

バルサモがエヴァネッセンスに永久メンバーとして加入したことで、コールドの他のメンバーと軋轢が生じるのではと懸念されるが、エイミーはそのことについて次のように語っている。

「話し合ってはいない。彼らとは米国ツアーを一緒にして、楽しかった。出会ったのはその時。スクーターの体調がすぐれないのは残念だけど、他のメンバーはとても素敵よ。ジェレミーやケリーは凄くクールで、2人とも友達なの。ドラマーはよくわからないけど、わだかまりはないと思う。メンバーはバンドの現状に嫌気がさしていたみたい」と彼女は言う。

MTV.comによると、コールドの代理人は、今回の件でバンドが解散することはないと話しているという。

エヴァネッセンスは先週末、メルボルンでオーストラリア公演を締めくくった。今後は日本で公演、2月には再び北米ツアーがスタートする。

T.Kimura
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