バステッド、「ボーイズ・バンドと呼ばれるのは不満」

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バステッドのメンバーは、ウエストライフやブルーといった一連の“ボーイズ・バンド”と一緒にされることにうんざりしているようだ。BBC.comのインタヴューに答えたメンバーのジェームス・ボーンは「俺たちをボーイズ・バンドと呼ぶのは、俺たちを正当に評価していないからだ」と不満気に話した。

バンドの2ndアルバム『A Present For Everyone』で曲を書いているジェームスは、「俺たちはシリアスなロック・バンドじゃない。ポップ・バンドだ。でもボーイズ・バンドじゃない」と主張。ボーイズ・バンドのキャリアは短いというのが通説だが、「自分たちはもう少し寿命が長いだろう」と話し、ほかのボーイズ・バンドは自分のしていることに自ら関わっていないからだと付け加えた。

彼はまた、ライバルと見られているブルーがスティーヴィー・ワンダーをフィーチャーした新曲をリリースすることに関して「あれは、ブルーをフィーチャーしたスティーヴィー・ワンダーとすべき」皮肉った。

バステッドは現在、コールドプレイと並び最も売れているUKグループのひとつ。メンバーのマット・ジェイは、この状況を「今はみんなが気に入ってくれている。そうじゃなくなる日が来るなんて考えたくないね」と話している。

もう1人のメンバー、チャーリー・シンプソンは現在、咽頭炎のため母親の家で休養中。彼はしばらくの間、パフォーマンスどころか話すことさえ控えるよう医者に診断されている。

Ako Suzuki, London
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