クイーンズライク、ファンの最後の夢を叶える

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ある10代の少女にとってQueensrycheのGeoff Tate(Vo)と会うことが生涯の夢だった。その夢が叶ってから3ヶ月近くが経った先週末、彼女は皮膚障害の合併症で死去した、とDenver Post紙は伝えている。幼い頃からQueensrycheのファンだったBrittany Jo Woneisは、7月にデンバーでTateをはじめとするバンドのメンバーと対面。Tateは7月22日に行われたデンバー公演で彼女に「The Lady Wore Black」をプレゼントした。同じくバンドのファンであるBrittanyの母親、Corinna Woneisは「メンバーが皆、娘にやさしくしてくれて……Brittanyだけでなく、私たち全員にとっても素敵な体験だった」と語っている。

Brittanyは遺伝子異常による難病、先天性表皮水疱症を患っていた。これはごく僅かな刺激で皮膚が剥離し、水ぶくれや火傷に似た症状が出る病気。発症すると、皮膚と内部の組織が破壊される。

Brittanyの葬儀は18歳の誕生日を迎える10日前の10月8日(水)に行われる。

Queensrycheは、10月14日(火)にウィスコンシン州アップルトンのチェッカード・フラッグ、16日(木)にはケンタッキー州ルイビルのジリアンズで公演を行う。最新作『Tribe』のDVDは11月4日に発売(米国)。

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