レッド・ツェッペリン、映画『School Of Rock』で曲の使用を許可

Led Zeppelinは、新作映画『School Of Rock』のサウンド・トラックにバンドの曲を使用することを許可した。これは、同映画に主演するJack Blackがバンドに個人的に頼み込み実現したという。映画会社によると、監督のRichard LinklaterではZeppelinの曲「Immigrant Song」の使用許可を得ることができず、コミカルなロック・アーティストTenacious Dと共に音楽を作っているBlackが依頼することになったという。Blackは、Zeppelinの３人のメンバーにユーモア溢れるビデオテープを送り曲の使用を依頼、バンドに気に入られたといわれている。『School Of Rock』のサウンド・トラックは９月30日に発売、映画は10月３日に公開される（米国）。

この映画のサウンド・トラックには、Zeppelinのほかにも昔のバンドが登場。収録された17曲の中には、The Who、The Doors、Cream、Stevie Nicks、The Ramones、T. Rexらのトラックが収録されている。また、Blackと子役が歌うAC/DCの「It's A Long Way To The Top（If You Wanna Rock & Roll）」もフィーチャーされる。

このほか、'98年の映画『Velvet Goldmine』のサウンド・トラック用にWylde RattzがカヴァーしたThe Stoogesの「T.V.Eye」が復活。このバンドは、StoogesのギターリストRon Ashetonをはじめ、Sonic YouthのThurston Moore、Steve Shelley、Mudhoney'sのMark Arm、GumballのDon Fleming、元Minutemen／fIREHOSEのベーシストで現在Stoogesと活動しているMike Wattという豪華な顔ぶれだ。

『School Of Rock』は、Black演じるバンドを追い出され代用教師となったミュージシャンが、生徒たちにどうやってロック・バンドをやればいいか教えていくというもの。

サウンドトラックに収録される曲は以下の通り

「School Of Rock」　Jack Blackと生徒
「Your Head, Your Mind, Your Brain...」（映画の会話部分を抜粋）
「Substitute」　The Who
「Fight」　No Vacancy
「Touch Me」　The Doors
「I Pledge Allegiance To The Band...」（映画の会話部分を抜粋）
「Sunshine Of Your Love」　Cream
「Immigrant Song」　Led Zeppelin
「Set You Free」　The Black Keys
「Edge Of Seventeen」　Stevie Nicks
「Heal Me, I'm Heartsick」　No Vacancy
「Growing On Me」　The Darkness
「Ballroom Of Mars」　T.Rex
「Those Who Can't Do...」（映画の会話部分を抜粋）
「My Brain Is Hanging Upside Down（Bonzo Goes To Bitburg)」　The Ramones
「T.V.Eye」　Wylde Rattz
「It's A Long Way To The Top（If You Wanna Rock & Roll）」Jack Blackと生徒

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