サッカー日本代表チーム監督、ジーコのレーベル発足。そして次男、デビュー
▲(左写真)左からホベルト・メネスカル、レニー・アンドラーヂ、ブルーノ・コインブラ。
(右写真)ブルーノのライヴを見守るジーコ夫妻
サッカー日本代表チーム監督のジーコの名を冠した音楽レーベル“ZICO LABEL”が3/19に日本でも立ち上げられ、ブラジル大使館公邸で記者会見が行なわれた。
このZICO LABELは、ジーコと、ブラジルを代表するプロデューサーでありギタリストのホベルト・メネスカルの2人が'96年にブラジルで発足、ボサノヴァやサンバ、ポップスなどのアーティストを輩出してきたが、1年間のみの稼動で終了。が、ボサノヴァの世界的認知をきっかけに、'03年3月再び活動を開始。日本でもCDを発売することとなった(販売元はポニーキャニオン)。
記者会見では、ホベルト・メネスカルと、アーティストのレニー・アンドラーヂとブルーノ・コインブラらが出席した。実は、このブルーノ・コインブラはジーコの次男。どうしてサッカーの道には行かなかったのか?という記者の質問に対し、「サッカーは小さいころからやっていたが、プロ選手になるための節制がとても厳しいと実感した。それにサッカーをしているときは“ジーコの息子だから…”と甘やかされることが多くあった。それは自分にとってよくないと思い、もうひとつ考えていた音楽の道へ進んだ」と答えた。
ブルーノは、この日『ブルーノ・コインブラ・デビュー!』を発表。以前はバンド“ソ・ノ・サパチーニョ”でヴォーカルをとり、ブラジルでCDデビュー、100万枚を超えるヒットを記録している。そのときの人気はすごく、ブルーノが“ジーコの息子”と言われるのではなく、ジーコが“ブルーノの父”を呼ばれるほどだったとか。
そして、ジーコは記者会見には現われなかったが、その後の披露パーティーには出席。この日は彼の誕生日ということもあり、多くの関係者が集まっていた。