'70年代に盗まれたビートルズのテープがイギリスとオランダで発見される

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'70年代に盗難にあったBeatlesのレコーディング・セッション・テープ500本が1月10日(金)、イギリスとオランダの警察によって発見された。これらのテープには多くの未発表曲が含まれている。

テープは“Get Back Sessions”として知られる'69年録音のもの。このレコーディングの中の数曲はアルバム『Let It Be』に収録されたが、何曲かはさまざまな海賊盤となって過去30年間、ヨーロッパや米国で売られていた。

イギリスの警察はテープについて「値段がつけられないほど貴重」とコメント。オランダ当局は現在もテープの調査中だ。
「我々は現在、これらのテープが本当にオリジナルであるかどうか調査中だが、その可能性は高い」とアムステルダム検察当局のスポークスパーソンは、AP通信に話している。「テープは500ほどあり、かなりの調査が必要だ」

イギリスとオランダに分かれて行なわれた警察の強制捜査によって5人の人物が逮捕された。容疑者の名前は今のところ発表されていない。国際レコード産業連盟はロンドンの捜査官の協力を得て捜査をリードしたという。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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