ピンク・フロイドの活動は当面休止―デヴィッド・ギルモアが語る

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Pink FloydのリーダーDavid Gilmourは、活動再開を望む声は多いが近い将来にバンド何かをする予定はないとファンに語っている。

GilmourはLAUNCHに次のように言っている。「ときどきマネージャーが電話してきて、“ヘイ、外に出て何かしろよ”って言うんだ。でも正直言って、今はそういう気分じゃない。ほかにやってることがあって、そっちに集中したいんだ。ほかのものは、何ていうか、邪魔なんだよ」

彼の言う“ほかのこと”とはソロ・アルバムのことだ。これは'01年6月と'02年1月にRoyal Festival Hallで収録され、11月5日にDVD/VHSで発売される『David Gilmour In Concert』に続く作品になる。Gilmourはこの中でストリング奏者やゴスペル・コーラス、そのほかの楽器奏者と一緒にPink Floydの代表曲、Floydのオリジナル・メンバーSyd Barrettの2つの曲、Bizetのオペラ「Je Crois Entendre Encore」、映画『Chitty Chitty Bang Bang』の「Hushabye Mountain」、妻Pollyと共作した「Smile」を演奏している。

Gilmourは、ビデオになったコンサートのパフォーマンスによって、もう一度新しい音楽に専念し、時期が訪れるまではPink Floydとしての活動を見送る気になったと言う。「新しい曲ができるまではツアーはしないよ。そうでなければ間違っているし、おかしいと思う。Pink Floydとして新しい曲を作り、ツアーに出るには少なくても2年かかる。24時間、週7日、専念しなければならない。ハード・ワークだよ。今それをしたいとは思っていない。おいしいことじゃないんだ」

Pink Floydは去年の秋、過去の曲を集めた『Echoes』を出してはいるが、'94年以来ツアーもニュー・アルバムのリリースもしていない。

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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