エルヴィスのベスト、ストーンズを寄せつけずトップをキープ

ポスト
今週のチャートは一見すると時が止まったようだ。Elvis PresleyRolling Stonesがそれぞれのベスト盤で、ビルボード最新アルバム・チャートの1位と2位を飾っている。“The King”エルヴィスの『Elvis 30 #1 Hits』は今週33万6000枚以上をセールスし、Stonesの『Forty Licks』は27万枚以上を売上げた。

結果としてElvisは2週連続で首位を守り、Mick JaggerとKeith Richardsは次点という点さえ除けば、今週の中で最高のチャートデビューとなった。StonesはSoundScanが統計を開始して以来、No.1を獲得していない。今回の順位は初登場での最高位と、'94年の『Voodoo Lounge』と並ぶバンドの過去最高順位を記録した。

そのほかのトップ10は米国の音楽消費者の多様性を反映したものだ。Xzibitの最新アルバム『Man Vs. Machine』が3位で初登場、続く4位にはFOX networkのオーディション番組から選ばれたV.A.コレクション『American Idol Greatest Hits』が入った。カントリーのスーパースターDixie Chicksの『Home』は5位、ポップ・パンクのサクセス・ストーリーを歩むAvril Lavigneの『Let Go』が6位。

おそらく今週最も意外だったのが、Warped Tourの卒業生Good Charlotteの『The Young & The Hopeless』で7位に登場。このWashington D.C.のグループの2ndアルバムは1週目で大量に売れ、11万7000枚以上のセールスを記録した。

8位と9位は今年最も売れているヒップホップ・アルバム、Nellyの『Nellyville』とEminemの『The Eminem Show』。10位はメタルファンのお気に入り、Disturbedの『Believe』。

そのほかの初登場はLeAnn Rimes『Twisted Angel』(12位)、Diana Krall『Live In Paris』(18位)、Floetry『Floetic』(19位)。トップ50以内ではDire StraitsのフロントマンMark Knopflerのソロアルバム『Ragpicker's Dream』が38位、『The Very Best Of Sting & The Police』が46位に登場している。

Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報