エルヴィス・プレスリー、死後25年経った今も記録を樹立

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今年はまさに“ザ・キング”……すなわちElvis Presleyの年だ。死後25年経っているElvisだが、未だに記録を破り、生前に成し得なかった偉業を達成している。

今週、Elvisのヒット・コレクション『Elvis 30 #1 Hits』が、世界17カ国で初登場1位を飾り、新記録を樹立した。同アルバムがNo.1デビューを飾った国は、米国、英国、フランス、オーストラリア、スペイン、ベルギー、アルゼンチン、ニュージーランド、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、チリ、スイス、オーストリア、ブラジル、アラブ共和国。Elvisのアルバムが米国チャートで初登場1位になったのはこれが初めて。

RCA Music Group会長のBob Jamiesonは記者発表で次のように語った。「RCAは歴史上最も偉大な音楽アーティストである人物の音楽遺産に新しい生命を吹き込むことができ、嬉しく、また本当に良かったと思っている。『Elvis 30 #1 Hits』がチャートトップに初登場したことは、過去と同様に未来のElvisについても多くを物語っている」

6月にElvisは英国のチャートの記録を塗り変えている。オランダのDJ、JXLによってリミックスされた「A Little Less Conversation」がチャートの1位に輝き、Elvisの18曲目の1位となって、それまでBeatlesと並んでいた17曲の記録を破った。

Elvisの昔の軍隊仲間で親友のDiamond Joe Espositoは、Elvisが今もみんなの心に残っていて嬉しいとLAUNCHに語っている。

「こうした反応が今日でもまだ続いているのは信じられない。彼が生き返ったような感じだ」「言わせてもらうけど、最高の気分だよ。みんな……Elvis Presleyと出会った人は誰でも彼を愛するようになるんだ。彼についての本を読んだり、話を聞いたり、人々の噂を耳にしたりするんじゃなく、彼と一度会ったら、好きにならずにはいられないよ。'60年代や'50年代に彼を悪く言ってた人がみんなそうなったんだから。'70年代とかそのあたりで彼を目の当たりにすると、Elvis Presleyに対する見方がまったく変わってしまったんだ。彼にはそういったカリスマ性があった」

Sue Falco, New York (C)LAUNCH.com
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