エルヴィスがチャート1位、インディア・アリー、ベック、ナスもトップ10入り

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今週のビルボード200では強力なメンツが初登場を飾ったが、“キング”にかなうものはいなかった。その死から25年、Elvis Presleyは新たなベスト盤『Elvis 30 #1 Hits』でチャートのNo.1に輝いた。アルバムは発売第1週で50万枚以上売れ、2位のDixie Chicks『Home』をはるかに上回っている。

そして最新トップ10のうち、半数は初登場組だ。6位にIndia.Arieの『Voyage To India』、8位にBeckの『Sea Change』が入り、9位にPeter Gabrielの『Up』、10位にNasの『Lost Tapes』が続く。

そのほかのトップ10は3位から順にAvril Lavigneの『Let Go』、Disturbedの『Believe』、Nellyの『Nellyville』。Eminemの『The Eminem Show』は2つ落ちて7位となり、19週におよぶチャートインの中で最も低い順位となった。

ほかにも27タイトルのアルバムが今週のビルボード200で初登場しており、これは同時多発テロから1年目を迎えた9月11日近辺でのニュー・リリースを各レーベルが避けたことが一因と考えられる。

Pastor Troy『Universal Soldier』(13位)、『Brown Sugar』のサントラ(18位)、Travis Tritt『Strong Enough』(27位)、Ryan Adams『Demolition』(28位)、Jackson Browne『Naked Ride Home』(36位)、Uncle Kracker『No Stranger To Shame』(43位)、Queen『Platinum Collection』(48位)、『Buffy The Vampire Slayer』のサントラの『Once More, With Feeling』(49位)などが初登場でトップ50に入っている。

Neal Weiss, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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