ジョン・レノン殺害の犯人が再び仮釈放を求める

ポスト
'80年にJohn Lennonを殺害した男、Mark David Chapmanが10月に2度目の仮釈放審査を受ける。Lennon殺しの犯人として生涯の20年間をニューヨーク州北部のAttica State刑務所で服役しているChapmanは、法的に資格が生じた2年前に一度仮釈放を求めたが、その要請は却下された。

Chapmanは'80年、Lennonと妻のYoko Onoが住むニューヨークのアパートの外でLennonを撃ったことを認めている。Lennon夫妻はレコーディング・セッションを終えて帰宅したところだった。殺害に及んだとき、Chapmanは「Lennonを殺せ」と頭の中で命令する声が聞こえたと証言している。

刑務所記録に汚点はないものの、Chapmanが仮釈放を認可される可能性は低い。2000年に彼が最初に仮釈放を求めた際、ニューヨーク州仮釈放監察委員会は、Chapmanが仮出所することは「罪の重さを軽視するものであり、法の尊重を弱体化させる」と判断。また同委員会は、 Lennon殺しは「計画的かつ、いわれのない犯行」であり、世間のChapmanに対する悪評はいまだ「永続的に存在」し続けていると述べた。

当時Yokoは、Chapmanの仮釈放の可能性について自分の思いを手紙に書き、仮釈放監察委員会へ送った。彼女はその中で、Lennonの子供たち、JulianとSeanの安否が心配だと書いている。

今回の仮釈放のための聴聞会は、10月の2週目に行われる。

Sue Falco, New York (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報