リンプ・ビズキットのフレッド、フィルターのリチャードとの和解に動く
Limp BizkitのフロントマンFred Durstが、FilterのリーダーRichard Patrickに噛みつかれた。Patrickは数日前、Durstが'02年7月号のPlayboy誌のインタヴューで彼をバカにしたことへの返答として、Filterのウェブサイトにコメントを載せた。
Patrickは、脱退したギタリストのWes Borlandこそはバンドの創作の柱で、Durst自身は平和に暮らすために精神科医の治療を受けたほうがいいとコメントした。Durstはそれに反応し、次のような手紙を書いている。
「Richへ。Fredだ。サイトにあったコメントを読んだよ。あんなことを言うなんて信じられないな。例のインタヴューは1年半も前のもので、この時期になってWesについての追加コメントといっしょに出回ってしまったんだ。お前がWes以外のメンバーの音楽的才能を無視しているのを知って傷ついている。(DJ) Lethal、(ドラマーの) John (Otto)、ベーシストのSam (Rivers)、そして俺自身だ。俺たちはバンドの音楽に大きな役割を果たしている。それぞれの個性が重なって俺たち独自の世界を作り上げているんだ」
「それに助けてくれるってことだが、できる限りの援助が欲しい。お前のほうでも自分自身の治療に使えることだろう。お前を愛してるし、ニューアルバムもすごく気に入っている。でも、ちょっと待てよ。オレの悪口を言ってるのか? 前にもお前はプレスで俺たちの悪口を言ってたよな。つまり、俺だけのことを言ってるんじゃないだろう。悪いようには受け取らないが、こんな張りつめた気持ちでいつも過ごすのは嫌なんだ。仲良くしようじゃないか。以前にも似たようなことを言ってたんで、ああいったことを書くだろうとは思ってたが、その前に俺に確かめなかったってのが信じられないんだ。Puddle(Of Mudd)のときに言った言葉はすばらしかった。それで終わりだった。今回はまた別の争いごとで、知っての通り世間が食いついている。よかったな。フルパッケージが出るのを楽しみにしてるよ。先頭に並ぼうと思う。じゃあな、Rich。今回もありがとう。Bizkit一同より」
Patrickのほうも彼自身のコメントで返答している。彼はFilterのウェブサイトに寄せた最新コメントで、Bizkitの偉大さをこと細かく説明し、バンド全体が称賛に値すると語っている。彼はまた、なぜお互いにいがみ合っているかについても分析している。
Patrickはこう書いている。「いろいろと言ったことが活字になるんだったら、前もって知らせてくれなきゃダメじゃないか。だって、こっちは同じ土俵で言い返すことができないんだから」「でも“恩知らずのクソ野郎”とか、“とんでもねぇこと抜かしやがる”とか言われちゃ、傷つくよ。嫌悪感が湧くね。インタヴューがかなり前のことだってのは分かるけど、未だに印刷されてるんだから。それで大人の意見として、自分を奮い立たせ、治療してもらったほうがいいんじゃないかと公言したんだ。今まで俺についてはいろいろとすばらしいことを言ってくれてるんで、すごく感謝してるよ。だが、プレスを使うのは止めたほうがいい。病気を治すには他にもいいセラピーがあるだろう」
Patrickは次のようにまとめている。「今までのことは完全に水に流したいと思う。Puddle Of Muddのときにハグして、お互いに愛を感じ合っただろう。傷つけ合うより愛し合いたいもんだな。2人を結んでいる共通の絆がある。俺たちは2人ともLSD(lead singer disease;リードヴォーカル病)に苦しんでいるってこと。ぜひ、お前と話をしたいんだ。サシで話したいし、できればヴォーカリスト同士として話をしてみたい。多くの愛と尊敬を込めて、Richard Patrick」
Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
Patrickは、脱退したギタリストのWes Borlandこそはバンドの創作の柱で、Durst自身は平和に暮らすために精神科医の治療を受けたほうがいいとコメントした。Durstはそれに反応し、次のような手紙を書いている。
「Richへ。Fredだ。サイトにあったコメントを読んだよ。あんなことを言うなんて信じられないな。例のインタヴューは1年半も前のもので、この時期になってWesについての追加コメントといっしょに出回ってしまったんだ。お前がWes以外のメンバーの音楽的才能を無視しているのを知って傷ついている。(DJ) Lethal、(ドラマーの) John (Otto)、ベーシストのSam (Rivers)、そして俺自身だ。俺たちはバンドの音楽に大きな役割を果たしている。それぞれの個性が重なって俺たち独自の世界を作り上げているんだ」
「それに助けてくれるってことだが、できる限りの援助が欲しい。お前のほうでも自分自身の治療に使えることだろう。お前を愛してるし、ニューアルバムもすごく気に入っている。でも、ちょっと待てよ。オレの悪口を言ってるのか? 前にもお前はプレスで俺たちの悪口を言ってたよな。つまり、俺だけのことを言ってるんじゃないだろう。悪いようには受け取らないが、こんな張りつめた気持ちでいつも過ごすのは嫌なんだ。仲良くしようじゃないか。以前にも似たようなことを言ってたんで、ああいったことを書くだろうとは思ってたが、その前に俺に確かめなかったってのが信じられないんだ。Puddle(Of Mudd)のときに言った言葉はすばらしかった。それで終わりだった。今回はまた別の争いごとで、知っての通り世間が食いついている。よかったな。フルパッケージが出るのを楽しみにしてるよ。先頭に並ぼうと思う。じゃあな、Rich。今回もありがとう。Bizkit一同より」
Patrickのほうも彼自身のコメントで返答している。彼はFilterのウェブサイトに寄せた最新コメントで、Bizkitの偉大さをこと細かく説明し、バンド全体が称賛に値すると語っている。彼はまた、なぜお互いにいがみ合っているかについても分析している。
Patrickはこう書いている。「いろいろと言ったことが活字になるんだったら、前もって知らせてくれなきゃダメじゃないか。だって、こっちは同じ土俵で言い返すことができないんだから」「でも“恩知らずのクソ野郎”とか、“とんでもねぇこと抜かしやがる”とか言われちゃ、傷つくよ。嫌悪感が湧くね。インタヴューがかなり前のことだってのは分かるけど、未だに印刷されてるんだから。それで大人の意見として、自分を奮い立たせ、治療してもらったほうがいいんじゃないかと公言したんだ。今まで俺についてはいろいろとすばらしいことを言ってくれてるんで、すごく感謝してるよ。だが、プレスを使うのは止めたほうがいい。病気を治すには他にもいいセラピーがあるだろう」
Patrickは次のようにまとめている。「今までのことは完全に水に流したいと思う。Puddle Of Muddのときにハグして、お互いに愛を感じ合っただろう。傷つけ合うより愛し合いたいもんだな。2人を結んでいる共通の絆がある。俺たちは2人ともLSD(lead singer disease;リードヴォーカル病)に苦しんでいるってこと。ぜひ、お前と話をしたいんだ。サシで話したいし、できればヴォーカリスト同士として話をしてみたい。多くの愛と尊敬を込めて、Richard Patrick」
Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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