R. ケリーが未成年者とのセックス疑惑を否定

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5月8日(水)の夜、窮地に立たされているR&BシンガーのR. Kellyは、2人の未成年者との性行為に関わったとされる疑惑を否定するため、全米のTV視聴者の前に姿を現した。“I Believe I Can Fly”で前向きに生きることを歌っていたKellyは、TV番組『BET Tonight With Ed Gordon』に出演し、この疑惑について初めての公な発言として、ホストのEd Gordonに次のように語った。「アメリカ国民に知ってほしいのは、聞いたことすべてが信じられるわけではないということ。最近では、見たことすべてを信じるわけにもいかない」

Kellyの“見たことすべてを信じるわけにはいかない”という発言は、ビデオ疑惑に対する返答だ。ビデオには、当時未成年の女性とセックスし、彼女に放尿しているKellyの姿が映っているとされている。実際にこのビデオを観たかとの質問には次のように答えた。「ビデオは観ていない。心からの正直な気持で、俺はやっていないと言える」

Kellyは現在問題となっている2件の未成年者とのセックス疑惑の前に、やはり未成年者とのセックスで2件の訴訟を起こされていた。その2件は示談で解決されている。これらの疑惑に対して、なぜ今まで沈黙を守っていたのかとの質問にKellyはこう答えている。「他のやつ(最初の2件)については争うべきだった。だが、それはもう過去のこと。俺にとっては完璧に終わったことだ」「煙がすべて消え去ったとき、人々はこれらがすべてがウソだったことがわかるだろう」

疑惑が彼に及ぼした影響についてはこう語っている。「すごく辛い。だが、持ちこたえている」。Kellyの今の困難な時期を妻と2人の娘たちがサポートしている。「妻は全面的に俺を支えてくれている。なせなら彼女は真実を知っているからで、俺の味方だ」。KellyはさらにGordonにこう語った。「俺の子供たちは、何が起こっているのかを本当に理解するには今はまだ小さすぎる。だが、彼女たちが大きくなった頃には、真実を知るに違いない」

Chiam Chad Dougatz, New York LAUNCH.com
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