ジョン・レノン像がリバプール空港で披露される

ポスト
3月15日(火)、Yoko Onoがイギリスの旧リバプール空港で彼女の夫、故John Lennonのブロンズ像を披露し、リバプール・ジョン・レノン空港(Liverpool John Lennon Airport)への名称変更を公式に完了した。空港の名称は'01年7月に公式に変更されている。Lennon像は高さ7フィートで、地元の彫刻家Tom Murphyによって制作され、LennonがカジュアルなTシャツにトレードマークの丸縁眼鏡をかけ、グリースで固めた髪を後ろになびかせて歩いている姿に彫られている。

Onoは次のようにBBCに語っている。「これは普通の像ではありません。Johnが動いている感じがあるのです」。像にはLennonの曲“Imagine”の詞からとった「Above us only sky」という1節が彫られている。この像は元Beatlesの彼の故郷に4300万ドルかけて新設された、空港ターミナルのチェックイン・エリアを眺める形で立っている。

また、リバプールでのセレモニーにはTony Blair英首相の妻、Cherie Blairも参加し、Lennonについて語った。彼女は「ティーンエイジャーだった反抗期」にLennonの影響を受けていたという。

Onoは空港の改名について次のように語っている。「改名によってリバプールと世界の国際コミュニケーションの発展が促されるでしょう。コミュニケーションと交流は理解へとつながります。そして理解は愛と平和を築きます。世界は平和を必要としているのです」空港のオーナーPeel Holdingsは、空港の改名は「Lennonにふさわしい永遠の哀悼」と語っている。

Sue Falco, New York LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報