P.ディディの子供の養育費問題が決着

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ヒップホップ界の大御所Sean "P. Diddy" Combsと元恋人のKim Porterが、3歳になる息子Christian Casey Combsの養育費問題について条件の同意に至った。親権は2人が共有するものとし、当初はジョージア州コロンバスでPorterと暮らすことになっている。同意条件は、子供が21歳になるまでCombsが教育、医療、その他の養育費用において経済的支援を行なうこととなっており、3月5日(火)にマンハッタンの家庭裁判所で両者間の同意が成立した。

同意内容における金銭条件の詳細は明らかにされていないが、Porterは月1万1000ドル以上を要求していたとされている。CombsとPorterは'95年から'99年まで交際しており、'01年6月になってPorterがマンハッタンの家庭裁判所で認知訴訟を起こし、Combsからの息子の養育費支払いに関して、裁判所命令による増額を求めていた。当時、Combsは月6800ドルと不定期の臨時支払いを行なっていたとされている。

3月5日(火)、法廷に姿を現したCombsを、家庭裁判所の審問官David Kirshblumは少し冷ややかに迎え入れた。ラッパーのCombsは、これ以前の日程において繰り返し裁判所に姿を現さなかったため、Kirshblumは、今度出廷してこなければ逮捕状を出すと警告していた。Kirshblumが「Mr. Combs、家庭裁判所へようこそ。ここでお目にかかるのは初めてですね」と言うと、Combsは「ああ、やっと来られるようになったんだ」と答えた。

Combsは後に謝罪し、それまでの裁判日程に出なかったのは敬意を払っていなかったということではなく、裁判所の時間を無駄にしないためにも、同意内容がしっかり整ってから出廷したかったためだと語った。Kirshblumは以前、もし自分が本件の条件を決定するなら、億万長者のRonald Perelmanが娘の養育費として支払いを命じられた記録的な金額、月1万2825ドルを上回る額をCombsに命じていただろうとほのめかしていた。

Combsは現在、この他にも6歳になる息子Justin Combsの養育費として、母親のMisa Hylton-Brimに月5000ドルを支払っている。

Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
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