バッドフィンガーのメンバーがジョージ・ハリソンとの思い出を語る

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11月29日(木)、George Harrison死亡のニュースが音楽界を駆けめぐると、の彼の友人やミュージシャン仲間らがその死を悼んだ。HarrisonとBeatlesのおかげで成功したといってもいいグループ、Badfingerはそのサイトに「言葉では言い表せない……。あなたのことと、あなたが人生に与えてくれた影響はいつまでも忘れないだろう」とシンプルに表現し、悲しみのメッセージを載せた。

Badfingerは'68年、BeatlesのレーベルApple Recordsと契約し、Beatlesのメンバー全員と仲間になった。'70年、彼らはHarrisonの依頼によって『All Things Must Pass』のアルバムに参加。BadfingerのJoey Mollandはそのクラシックアルバムに参加した経緯を次のようにLAUNCHに語っている。

「Appleを頻繁に訪れて、そこでGeorgeと出会った。そしたらGeorgeは『All Things Must Pass』のアルバムに参加しないかって言ってきたんだ。彼は何人かギタープレイヤーを必要としていたから、そう頼んできたんだろう。それで彼のためにたくさんのセッションを始めたんだ」

翌年、Harrisonはそのお礼としてBadfingerのアルバム『Straight Up』の中の数曲をプロデュースしている。Harrisonがギターを弾いているトラック“Day After Day”はBadfingerのビッグヒットのひとつとなった。

「彼は仕事を終え、今度はバンドのプロデュースに手を貸そうと決めた。彼は『Straight Up』をプロデュースし、実際にそこから5、6曲くらい手がけたんだ。それに“Day After Day”でもプレイした。そうなんだ。それは彼がプレイした曲のひとつだよ」

MollandはHarrisonが方向性を示してくれたようなものとLAUNCHに語る。

「簡単だったよ。すごく簡単だった」「Georgeはすばらしい人で、普通の感じの人だった。本当に。彼には“俺はBeatlesだ”っていう態度がなかったんだ」

Sue Falco, New York LAUNCH.com
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