R.E.M.のギタリスト、Peter Buckの機内暴力事件の裁判がロンドンで開かれる

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11月12日(月)、R.E.M.のギタリスト、Peter Buckの「航空機内での暴力事件」の裁判が、ウェストロンドンのIsleworth刑事裁判所で開かれた。検察官のEdward Lewisは、Buckは「Dr.JekyllからMr.Hydeへ変貌した」と言い、4月にロンドンへ向かうBritish Airwaysの航空機内で彼が行なった行為を罪状に並べた。

BBCによるとLewisは、Buckは搭乗機内でワインを15杯飲み、その後2つの座席の間に挟まって身動きがとれなくなったと非難している。Buckはまた、自分の体と機内サービスマネージャーのMario Agiusにヨーグルトをかけ、「怒り狂ったように」食事を運ぶワゴンをひっくり返し、容器やあらゆる朝食の食べ物を投げ飛ばして、ナイフを袖の下にすり込ませて盗もうとした。ナイフが取り上げられると「俺はR.E.M.だ。話を作って、暴力を受けたと言ってやる」と叫び、書面による機長の警告を破り捨てたという。

Buckは機内での泥酔を否定しているが、彼はアルコールの作用をよく理解せずに睡眠薬を飲んだことを認めている。彼はまた、2つの暴力事件(Agiusと搭乗員のHolly Wardに対する)と、朝食のカートをひっくり返した破損容疑についても否定している。

John Crocker判事は、ニューヨークからアメリカン航空587便の墜落事故の知らせが裁判所に届いたため、陪審員の宣誓の後、短い休憩をとった。判事は米国市民に、家に電話をして家族や友人の安否を確かめるよう促した。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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