ボブ・ディラン、米北西部でツアーを開始

カウボーイハットをこれみよがしにかぶり、Fred Roseのブルーグラス・トラック“Wait For The Light To Shine”をオープニングにしたBob Dylanの秋のツアーがスタートした。このツアーは先週末の米太平洋岸北西部スポーカンとシアトルの2つのショウを皮切りに35都市をまわる。この2日間のショウはDylanの昔の曲と、ニューアルバム『Love And Theft』からの曲をミックスして行なわれた。その中にはよく知られたプロテスト・ソング“Hard Rain”“Blowin' In The Wind”“Masters Of War”といった現在の状況ではかなり辛辣な曲も含まれている。

上記以外で2日間にDylanが演奏した曲は以下の通り。

“Forever Young”
“One Too Many Mornings”
“You're A Big Girl Now”
“Desolation Row”
“Tomorrow Is A Long Time”
“Country Pie”
“Sugar Baby”（『Love And Theft』収録曲）
“Summer Days”（〃）
“Honest With Me”（〃）
“Moonlight”（〃）
“Tweedle Dee And Tweedle Dum”（〃）

また“Tweedle Dee And Tweedle Dum”は、Bruce Willis、Billy Bob Thorntonの新作映画『Bandits』にもフィーチャーされている。

10月9日（火）の夜はオレゴン州メドフォードのJackson County Fairgroundsでコンサートが行なわれる。

Gary Graff, Detroit　LAUNCH.com