マイケル・ジャクソンが、テロ攻撃の犠牲者の遺族と生存者を支援するための曲をプロデュース

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Michael Jacksonは、9月11日(火)の同時多発テロの犠牲者の遺族および生存者を援助するため、新曲をレコーディングして5000万ドルの資金を上げる計画で、音楽界の大物スターたちを召集した。Jacksonのプロデュースする新曲のタイトルは“What More Can I Give”。ポップの王様、JacksonとともにBackstreet BoysのNick Carter、Destiny's Child*N SYNCのJustin Timberlake、Britney Spears、Myaなどがこの曲に参加する。

Jacksonは9月16日(日)に次のコメントを発表した。
「音楽界が一丸となり、何千もの罪のない被害者たちの救援に動いてくれることを心から信じています。現在、早急に多額の救済資金が必要とされています。この活動によって、我々ひとり1人が、多くの人を励ます手助けをすぐにでもできるのです。我々は音楽が人々の心に触れられるということを今までに何度も証明してきました。今再び、我々がその力を使って、人々の一刻も早い回復を押し進めていくべきときなのです」

Jacksonのニューヨークの広報担当、Howard Rubensteinによれば、曲はできる限り早くリリースする予定で、レコーディングには他にも数多くのスターたちが参加することになっているという。また、“What More Can I Give”のスペイン語ヴァージョンの計画もあるということだ。

今回の企画は、'85年1月28日に行なわれた“We Are The World”のレコーディングを思い起こさせる。このときは、プロデューサーのQuincy Jonesと作曲を担当したJacksonとLionel Richieが先導し、Bruce SpringsteenWillie NelsonStevie WonderBilly JoelDiana RossTina Turner、James Ingram、Paul SimonCyndi Lauperら数多くのミュージシャンたちが参加した。シングルは米国、英国の両方でチャート1位を獲得し、アフリカの飢餓救済を目的に設立された基金、USA for Africaのために6500万ドルの収益金を上げた。

Jason Gelman, New Yrok LAUNCH.com
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