『Circulator』 ポニーキャニオン PCCA-01548 2001年8月1日発売 3,150(tax in)
1 Buster Bluster 2 壁の星 3 discord 4 風待ち 5 lamb 6 Our Song 7 (All the young)Yellow 8 フィギュア 9 ふれていたい 10 アルカイック 11 波音 12 B.D.S. 13 I found the girl
「風待ち」 ポニーキャニオン PCCA-01556 2001年7月18日発売 1,050(tax in) 1 風待ち 2 So.
「discord 」 ポニーキャニオン PCCA-01537 2001年6月20日発売 1,260(tax in)
1 discord 2 アイボリー 3 きみが嫌い
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| Q1 | 『Circulater』は過去の作品と比べて、どんなアルバムになったと思いますか? また、制作前と制作後の感想の違いなどありましたら教えて下さい。 |
A1 | 一番「ロックっぽく」なったのではないでしょうか? 「いなたさ」は減ったかもしれません。バラエティに富んだアルバムにしようとは考えていたんですか、完成後聴き直してみると、案外統一感があるな、と。ある意味、長年やっててバンドとしての基礎体力がついてきてるということかも。 |
Q2 | タイトル『Circulator』について、この言葉が思い浮かんだ時の背景とそこに込めた意味を教えてください。 |
A2 | 循環器。循環するもの。循環させるものなど。もうひとつ、噂をまきちらす人という意味もあります。GRAPEVINEというバンド名自体が“噂”、“ゴシップ”という意味もあるので、ある意味セルフタイトル的。ただし、最初は『Circulator』という語感のシャープさと回転という意味合いの面白さから採用したのですが、メンバーはあまりぴんときていませんでした。 |
Q3 | 何度も聞かれていることだとは思いますが、西原さん休養による3人でのアルバム作りにおいて心がけたことは? また、改めて発見したことなどはありますか? |
A3 | 休養することに関してはもうどうしようもない現実なので、受け入れるほかありません。3人になったことで、作品のクオリティが下がらないようにと、それだけ考えてました。また、西原 誠的なベースを再現することはあきらめて違うアプローチを試しています。 |
Q4 | 西原さんから今回のアルバムについて、何かコメントはありましたか? |
Q5 | レコーディングで特に苦労した曲、難産だった曲は? また、その時のエピソードなどありましたらぜひ。 |
A5 | どれもスムースでしたよ。結果的にシングルになった「風待ち」は、ドラムキットのバラ録りなんかを試してみたので、ものすごく時間はかかりました。 |
Q6 | 逆に思い通りに仕上がったものは? 歌詞、メロディ、アレンジ、演奏面のどれについてでもかまいませんので、手応えの大きかったものを具体的にあげて下さい。 |
A6 | (ちょっと質問からずれるかもしれませんが)「lamb」という曲は本来、アルバムに収録せずしばらくお蔵入りになる予定だったんですが、演奏そのほか非常に完成度が高く、みごとに復活しました。 |
Q7 | メンバー各々が素晴らしいソングライターであることもGRAPEVINEの強みだと思うのですが、どんな形で収録曲を決めていくのですか? また、選択基準は? |
A7 | 一概には言えないですが……。最近は作った曲はほとんど録音する感じです。今回アルバムのボリュームが増えたのはそんな理由もあります。作曲の段階で、「アルバムにこんな曲があったら良いかも?」という基準で作業を進めていったりもするので、選択基準はそれぞれにまかされている。 |
Q8 | 自分以外のメンバー2人の楽曲の魅力、個性を上げてみて下さい。 |
A8 | 亀井→ メロディーメーカー。多才です。 西川→ 打率10割。天才です。 |
Q9 | いい音楽を作るために、ふだんの生活の中で心がけていることは? |
Q10 | いよいよ9月から全国ツアーが始まりますが、どんなライヴにしたいですか? また、ツアーを楽しみにしているファンへのメッセージもお願いします。 |
A10 | サポートのベーシスト、キーボーディストが加わって計5人でやっていきます。何本かイベントに出演しましたが、かなりいい感じです。アルバムの曲も解釈しなおして、ライブバージョンでやっていきます。自由度の高いライブになれば。 |
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