MC・ハマー、カムバックへの試み

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MC Hammer(本名:Stanley Burrell)がポピュラーミュージック界に復帰しようとしている。ラッパーの彼はWorldHit Music Groupを正式に立ち上げ、Hammertime Holdings Inc.の傘下で音楽企業として活動する予定だ。

Hammerは11月にニューアルバム『The Autobiography Of MC Hammer』をリリースする。同アルバムにはWorldHit Music Groupから作品を予定しているPleasure、Stooge Players、Analise、James Greer、Chuck Get Downといったポップ、ヒップホップ、オルタナ、R&Bなどさまざまなジャンルの新人アーティストらが参加している。

Hammerは先日、声明の中で彼の計画を次のように語っていた。

「音楽ビジネス界で一般に知られてないアーティストたちと会っていっしょに作品を作ってるんだ。彼らにはいろんな才能があってエキサイティングだ。みんなチャートに送り込むよ」

ニューアルバムの他にHammerをベースにした新作映画『The MC Hammer Story』が現在制作中。さらに、MC Hammerはリハーサル風景、ダンスレッスン、アーティストプロフィールを収めたDVDも計画している。

MC Hammerは'90年代初めに“U Can't Touch This”“Turn This Mutha Out”“Too Legit To Quit”などのミリオンヒットをとばしたが、純粋なヒップホップの勢いに押され、クロスオーバーの成功に影が差した。彼のキャリアは低迷し'97年に破産宣告している。

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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