ポール・マッカートニー、“Yesterday”についてこれ以上論じたくないと語る

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Paul McCartneyは30年以上前に署名した契約により、Beatlesの曲“Yesterday”の印税と適正な作曲権を喪失していることを明らかにした。また、ある点では彼よりもYoko Onoのほうがその曲からの収入が多いという。

McCartneyは、“Yesterday”の作曲者は彼ひとりなのに適切な作曲クレジットを受けておらず、John Lennonの名が共作者として最初に載っているのはおかしいと言う。McCartneyは英国の雑誌Radio Timesのインタヴューで次のように語っている。
「Liverpool Mewsの薄暗いアパートで契約書にサインをしたとき、Johnと僕は20歳だった。その契約が現在も有効なんだ。そして、後に多くのアーティストが僕たちよりも上になっていった。最近ではSonyのMichael Jacksonとか。けど、僕たちは未だに昇給していない。運良く、僕はけっこう成功したから嫌な思いをしないで済んだけど、これはすごくひどいことで間違っている。僕たちの成功を認めて、契約を変更すべきなんだ」

Beatles Anthologyが出版されたとき、McCartneyは“Yesterday”の作曲権について要求したが、Onoに拒否されたと言う。
「ある意味、“Yesterday”で僕よりYokoのほうが稼いでいることを思うと、納得いかないんだ。特に“Yesterday”は、Beatles全員でレコードにしたわけではなく、作曲に携わったのは僕だけで、Beatlesのメンバーや他の誰かが関わったことはない。そうして作った唯一の曲なんだ。Beatles Anthologyを作っている間、John LennonとPaul McCartneyによる“Yesterday”ではなく、Paul McCartneyとJohn Lennonによる“Yesterday”にするように頼んだけど、Yokoがそれを拒否した。もしJohnが全く関係ないとしたら、30年間の筋を通すのが礼儀ってものじゃないか。けれど、彼女はそうしたくないんだ。どういうわけか、彼女が急に権利を持ち出して僕にそう言うんだ。それで再び、こんなことしてていいのかって自問してみた。だって、そんなことに時間を費やすほど人生は長くないだろう?」

Sue Falco, New York LAUNCH.com
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