ロブ・ハルフォードがスレイヤーの裁判にひと言

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Slayer、Sony Musicの弁護団は4月終わりに裁判の準備を固める。バンドは、'95年に3人のティーンエイジャーによって拷問、殺害、レイプされた少女、Elyse Pahlerの家族に訴えられている。Judas Priestは、殺害された女の子の家族がSlayerとSonyに音楽のマーケティング責任を問い、裁判を起こすというのはバカげているという。

Halfordは訴訟について、LAUNCHにこう語る。
「理解できないよ。本当に分からない。あの弁護士たちが、こういうことが実際に起きるんだとか言って、裁判官や陪審員を説得し続けてるのをみると、びっくりするね。バカげてるよ。完全に、どうしようもなく狂ってる。訴えを起こす理由についても理解できないし、とんでもなく悪い奴らがいるからといって、他の人にも責任を押しつけるのか、それに、起訴するための何らかの手段として法的に使用可能なものがあると信じ込むほど彼らがバカなのかも分かんない。けど、これは普通じゃないね」

Halfordは続ける。
「いつ裁判になるか、バンドが出廷するかどうかは分からない。多分、彼らは出廷するだろうけど、Priestが'90年代にリノで体験したことと同じバカげたことを経験するんだろう。悲劇なのは、たいていドラッグやアルコールの乱用で人々が命を落とすことなんだ。音楽は命を救っているんだ。音楽は生きることと繋がっている。そうだろ? けど、この結果がどうなるかは、しばらく成り行きを見ないといけないだろうな」

Halfordは訴訟の結果がどうなるか、予想はつくとLAUNCHに語る。
「パンドラの箱を開けるようなもので、音楽が人を殺すってことになるのさ。Warner Brothersの映画を観たんだけど……、『Blair Witch(ブレア・ウィッチ・プロジェクト)』を観て、人を殺そうと思ったとか、そういうことを言う奴が出て来るだろう。そんなの信じるなんてあまりにもバカげている。ま、驚きはしないけどね」

Darren Davis、ニューヨーク
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