パフ・ダディが判決後の沈黙を破る

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先日、無罪判決を受けたばかりのラップ界の大物、Sean "Puffy" Combsが、3月28日(水)の朝、ニューヨークのラジオ局WQHTの番組に出演し、判決後の気持について初めて公の場で語った。3月16日(金)、CombsとAnthony "Wolf" Jonesにかけられていた銃器不法所持、および贈収賄容疑に無罪の判決が下された。しかし、もうひとりの仲間であるJamal "Shyne" Barrowは、暴行罪、無謀危険行為、銃器不法所持で有罪となった。Borrowへの処罰宣告は4月16日(月)に行なわれるが、最高25年の服役刑となる可能性がある。

CombsはBarrowが有罪判決を受けたことで、自分の無罪放免も素直に喜べない複雑な心境であると語った。彼はBarrowが上訴をするために必要な手助けを惜しまないと語る一方、Barrowの行動について自分の責任を問われるのは不当であるとしている。「他の人間の行動について、俺に責任を問うことはできないだろ」とCombsは言う。

また、報道されている内容とは違い、CombsはBarrowのBad Boy Entertainmentとの契約が維持されるよう計らっており、Brrowsの弁護士を通じて連絡も取り合っているという。Combsは近いうちに刑務所にいるBarrowsに会いに行く予定だと語った。

Combsは、神に人生の2度目のチャンスを与えられたように感じており、今後2ヶ月ほど休暇を取る予定で、その間ゆっくりと物事を考えたいという。また、彼自身が自分の無実を語る内容の、G-Depによる“Let's Get It”の新しいビデオをリリースしたことについても説明した。Combsは、発言は本当のことを言ったまでであり、また、無罪判決が下る前には絶対リリースされることがないようにしたとWQHTのリスナーに話した。

さらにCombssは、Jennifer Lopezとの破局についても触れ、マスコミの注目の的となって騒がれ過ぎたことと、昨年の困難な状況が原因だったと話した。彼は、オスカーのパーティーで、Lopezと彼女の新しい恋人に会ったとき、その場に居づらい気分になるようなことはなかったという。しかし、「どんな野郎でも、俺を居づらくさせるなんてことはない」と言いながらも、Lopezに対する思いはまだ若干残っており、彼女が新しい恋人といるのを見るのは、あまりいい気分ではなかったことを認めた。

Combsは、インタヴューが始まったときと同様、ヒップホップ界、アフリカ系アメリカ人社会の応援と、母親の常に変わらぬ支えに感謝の言葉を述べて最後を締めくくった。

Yves salomon、ニューヨーク
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