R.E.M.、ブッシュらが世界エイズ・デーにコメントを寄せる

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12月1日、世界エイズ・デーを記念して、この病気に対する同情、希望、団結、理解のメッセージが各国で綴られた。LAUNCHは音楽界のアーティストらに、この日はどのようなことを考えるべきなのか聞いてみた。
R.E.M.のMichael Stipeは次のように語った。
「たぶん、異性愛者の人々にとって最もよくないことは、自分はエイズにかからないだろうと信じきってしまうことだ。楽しい時を過ごすには、本当に楽しい時間を得るには、細心の注意を払わなければいけない。そうすれば、後の人生でそのことを書いたり、話したりできるだろう」

BushのGavin Rossdaleはエイズ問題を痛感した、と語る。
「尊敬している知人の葬儀に出た人たちを2、3人ほど知っている。それほど親しくはなかったけど。ロンドンにいる友達がキルトの映画を作ったんだ。ハイド・パークで上映されたんだけど、みんなでキルトをいっぱいに敷いてさ。一番大きなメッセージは、エイズ・デーで重要なのは統計的なことではなく、むしろ名前ってことかな。家族や友達、同僚、すべてに共鳴する個人が大切なんだ」

311のS.A. MartinezとP-nutは、エイズとの戦いはまだ続くと語る。
「みんなが情報を知っていなければならない。そんなに脅えるようなものではないということだ。なぜなら、プラスに考えれば治らない病気はないと思うんだ。それはまた別の考えかもしれないけど、考え方次第で行動の仕方も変えてみたりすれば、けっこう救われるものだよ」とMartinezは言う。

P-nutは次のように付け加えた。
「結局、教育だろ。はっきり話せるようになればいいんだ。心配するようなことじゃない。もし、道徳観の問題というのなら、汚れたものには手を染めず、コンドームをつければ命が助かるということに気付くべきだ。そんなに難しいことじゃないだろ。俺はヤるときはよろいかぶとを着るよ」

Duran DuranのSimon LeBonは世界エイズデーで記憶に残すべきことを語っている。
「2つある。1つは自分の命を守り、他人の命も助けること。もう1つはこの恐ろしい病気で苦しんでいる人を疎外したり、モンスターのような扱いをするのではなく、受け入れて理解すること」

Darren Davis、ニューヨーク
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