BlaqueとTLCの関係

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BlaqueのメンバーBrandi Williams、Shamari Fears、Natina Reedの3人はTLCのLisa "Left Eye" Lopesの目にとまり、音楽業界でスタートを切ることとなった。LAUNCHとの対談で、BrandiとShamariはLisaとの関わりについて経緯を説明してくれた。Blaqueというグループ名はBelieving in Life and Achieving a Quest for Unity in Everything(人生を信じ、あらゆる結束を追求し成し遂げること)の頭文字からとっている。BlaqueはLisaによって形作られ、Left Eye Productionsと契約を交わした。

Blaqueのメンバーは、2000年度MTV Video Music Awardsに出席するため9月7日にニューヨーク入りし、グループを成功に導くLisaの役割について話してくれた。BrandiはLAUNCHに、Blaqueが現在の地位にいられるのもLisaのおかげだとコメントする。

「Lisaのグループと言ってもいいくらい、ほんと、彼女がいたからこうなれたのよ」
「彼女って、そうね、私たちをスタジオに連れていって、最初のデモテープを仕上げてくれたり……。写真撮影も手配してもらったし、撮影を済ませて、それから直接ソニーの社長でCEOのTommy Mottolaにも会わせてくれた」

Blaqueの3人はその時、社長のオフィスで歌い、Shamariの弁によれば、社長はとても感動して3人を“人質”としてとらえ、レコーディング契約を結ぶまで放さなかったという。
「社長は、“よし、君たちと契約だ。もし嫌なら、人質になってもらう。このビルから出さないから。だから、ね、契約したほうがいいよ”とか言って。そんな感じで、私たちは、“はい、契約します!”って。あとはご存じの通り」

また、Lisaは'96年に自ら創設したプロダクションの活動にも日々深く関わっているとShamariは言う。
「Lisaとの関係はアルバムの創作管理の面でとても大切だわ。それと、写真撮影やその他のいろいろなことをしたりするとき、彼女が来て指示してくれるし、これがいいとか、悪いとか判断してくれる。アルバムに収録する曲に関して、かなりの部分で彼女が関与してるし。LisaはBlaqueの創作管理と発言権を握っているの」

Blaqueは最近チアリーダーのコメディー「Bring It On」に登場、スクリーンでも活躍している。

記:Jason Gelman、ニューヨーク/Ruthie Ellenson、ロサンゼルス
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