Jimmy Page名誉毀損問題で勝訴

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Jimmy Pageは3月28日、名誉毀損で訴えていた英国Ministry Magazineに対し実質的な損害賠償の支払いを命じる裁判所の判決を得た。昨年この雑誌は、パーティで酔っ払ったLed ZeppelinのドラマーJohn Bonhamが嘔吐物で窒息しているときに、“悪魔のような衣装”を身にまとったPageがその体の上をまたいでいだ、という記事を掲載した。さらに、魔術に興味をもっていることで知られているギタリストPageが、その時Bonhamに魔法をかけようとし、友人であるBonhamを助けるよりも、家具に嘔吐物がつかないようにする方に気を取られていた、とも記載している。Bonhamは'80年9月25日に死亡。
この報道についてPageが英国の裁判所に起こした裁判で、Ministry Magazineと担当編集者はこの記事が事実無根であることを認めた。Ministry Magazine側は、Pageが要した弁護士費用を含め巨額の損害賠償金を支払うことに同意しているが、具体的な金額は現時点では明らかになっていない。Pageの弁護士によると、受け取った損害賠償金は、Pageが力を入れているブラジルの児童信託機関に寄付されることになっている。

LAUNCHはもとLed ZeppelinのベーシストJohn Paul JonesにBonhamのことを尋ねてみた。Johnは最初のセッションでBonhamの偉大さを悟ったときのことをこう語ってくれた。「Bonzo(Bonham)と初めてセッションをやったとき、すぐにわかった。ギタリストもヴォーカルもたくさんいるけど、ベースはそれよりは少ないし、うまいドラマーもあんまりいないから、リズムの面でお互いにしっくりいくってわかったときには、お互いに“うわっ、ぴったりだ!すごくいい!”ってことになるんだ。Bonzoと僕はお互いに何をやっているかがわかったし、すぐにそういう感じになって、意気投合したんだ」
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