Ichika Nito、EP「Metaphor」をリリース

Ichika Nitoが2024年12月10日にEP「Metaphor」をリリースした。これまでのIchika Nito像からまた一歩覚醒した新たな幕開けとなる作品だ。

単独名義としては2022年10月にリリースされた「Window」以来約2年2か月ぶりとなるEP「Metaphor」だが、今作はIchikaのルーツでもあるゲーム・アニメカルチャーエッセンスが詰め込まれたものだという。

フォーカストラックの「Metaphor」は、トレンド感のあるハイパーポップと日本の音ゲーカルチャーから生まれた少し懐かしさを感じさせるアートコアのリミックス的な疾走感あふれるトラックで、そこでIchikaのギターが駆け抜けるというもの。サビの歌唱を担当しているFeryquitousをフィーチャリング・アーティストとして迎えている作品だ。


「VOID」は、ザクザクと刻まれるレゲトンビートの上に、エレクトリックナイロンギターによる独特な音階のリフが流れるように展開する楽曲で、レゲトンの要素を持ちながらも、Ichikaのメロディーセンスによってオリジナルな仕上がりになっている。

「Silver Water」では、ゲストギタリストとしてNovelistsのPierre Danelが参加しており、Ichikaと交互に奏でる、まるで水中を漂うような浮遊感のある流れるギタープレイが心地よい。

「Freak」は3年前にIchikaのYouTubeチャンネルで公開され、1000万回以上再生された人気のギターフレーズを元にした楽曲で、楽曲の構成も幅が広がり力強いギターサウンドとエネルギッシュなビートにより、キラキラと輝く様々なトーンが次々と展開する、まるで万華鏡を覗いているようなダイナミックさにあふれるエネルギッシュな楽曲に仕上がっている。

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「forn」を初めてインターネットに公開したときから、常識にとらわれずに自分の思う理想のギタリスト像を突き詰めてきました。表には出さないけど数えきれない挑戦と失敗、そして試行錯誤を繰り返して今の自分があります。 そしてこの新しいEP 'Metaphor' はその中で辿り着いた、今の自分の出せる最高の答えです。 これは皆さんの温かい支えがあったからこそ実現できた作品です、本当にありがとう。 これからも変化と失敗を恐れずにただ突き進んでいきます。共に前進していきましょう、よろしくお願いします。

Ichika Nito

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