シンガーソングライター・mikah、2nd EP「PRETTY LIES」リリース
シンガーソングライター・mikahが、2nd EP「PRETTY LIES」を本日11月22日にリリースした。
本作には全5曲が収録され、既に話題となっている先行シングル「MAYBE IT’S ME」や「CHASING PARADISE」に加え、さらに3曲の新曲が一気に公開された。
「楽園にも雨が降る」という言葉に象徴されるように、完璧に見えるものにも陰の部分があることを悟ったmikahは、理想の追求がしばしば「美しい嘘」でもあるというテーマを本EPに込めた。多くの人が理想的な楽園として訪れるハワイで生まれ育った彼ならではの視点で、目的地に辿り着いてわかる理想と現実のギャップから感じた様々な想いを表現している。
リード曲「TOO HARD TO」は、LAのスタジオで録音され、プロデューサー陣にはBlxstとの共作「Rewind」で知られるDave Marcusをはじめ、Drakeの「Rich Baby Daddy」を手がけたuv killin em、そして多才な音楽プロデューサーAlexander Davidを迎えている。
この楽曲で、mikahは“キレイに歌おう”とすることを一切排除し、内なる叫びをそのまま音に乗せることに集中した。重層的なボーカルレイヤーを重ね、まるで合唱隊が歌っているかのような響きを創り上げ、mikahの歌声がより際立ち、切実な感情がさらに強調された。プロデューサー陣が提供する重厚なサウンドとメロディ、mikahのエモーショナルなヴォーカル表現が一体となり、ポップでありながらもオルタナティブロックのエッセンスを取り入れた新たなmikahの音楽世界に多くのリスナーが引き込まれることだろう。
「UNDERNEATH THE SURFACE」は、アメリカのR&BシンガーSZAにインスピレーションを受けたというミカ自身のアイディアを起点に、Justin Bieberのプロデューサーとしても知られるMaejorらとの共作によって生まれた。ファルセットと地声のバランスが心地よくリスナーを優しく包み込むような一曲だ。<サマーソニック2024>での初披露も話題となった。
「MISS YOU」は誰かに聴いてもらうためではなく、自分のためだけに書き始めたmikahの個人的な「日記」のような存在の曲だったという。作品として発表するにあたり完成までに数ヶ月を要したそうだが、深い孤独や悲しみと向き合うときに癒してくれる、mikahらしい美しさを放つ1曲となった。
11月23日には、EPリリースを記念して、本人のInstagramから生配信も予定している。mikahがリアルタイムでファンと共に新曲を視聴し楽曲について語る特別な機会、そして彼の音楽世界観をリアルタイムで体験できる貴重な機会となるだろう。
2nd EP『PRETTY LIES』