Hey! Say! JUMP、ニューアルバムリード曲「Donkey Gongs」MV公開

Hey! Say! JUMPが、11月27日にリリースするアルバム『H⁺』（読み：エイチ）リード曲「Donkey Gongs」のミュージックビデオを公開した。

◆ 「Donkey Gongs」MV

「Donkey Gongs」は、グルーヴィーで激しい新境地ダンスナンバーとなっており、思わず口ずさんでしまうリリック、クセになるサウンドが特徴的なエッジの効いた楽曲に仕上がっている。

ミュージックビデオの舞台は、終末後の世界。誰もいない都市に取り残された8人の若者が世界を自由に闊歩し、その高揚感と呼応するように、荒廃した都市に徐々に絢爛な遊園地の灯りが灯っていき、彼らの歌と踊りによって新しい世界が拓かれていく様を表現している。

スタジオに建てられたリアルなセットと、ブルーバックで撮影されたハイクオリティなVFXを駆使し、 廃墟＋遊園地のアンヴィヴァレントなヴィジュアルかつエッジの効いた演出がふんだんに盛り込まれた、楽曲の盛り上がりに相応しいド派手なミュージックビデオになった。

MV監督を務める荒船泰廣は、2019年発売のアルバム『PARADE』収録の「獣と薔薇」ミュージックビデオ以来、5年ぶりのタッグ。「獣と薔薇」の世界観のオマージュとなる要素も含まれている。

アルバム『H⁺』はコンセプトやビジュアル、楽曲などをメンバーの山田涼介が中心となってプロデュースしているが、特に「Donkey Gongs」に込める想いはかなり強く、世界観やセットのイメージ、振付、衣装の細部に至るまで、長い準備期間をかけたという。

山田が今回最もこだわったと言うのが、ダンス。振付を担当するのは、Hey! Say! JUMP とのコラボは初となる、KAITA 。緩急の激しい振付で、「Donkey Gongs」の耳に残るクセになるサウンドを、これまたクセになるグルーヴィーなダンスで表現。特にダンスが映えるシンプルなセットでのダンスブレイクでは、360度カメラも使いながらの躍動感のあるダンスシーンを表現した。

山田は他のメンバーの撮影中に、真剣な表情でモニターをチェックしたり、メンバーのもとに駆け寄り、自ら演出をつける場面も。スタッフやメンバーとも相談を重ねながらこだわり抜いた「Donkey Gongs」は、メンバーのことをよく知っている山田だからこそ引き出せる魅力的なカットがたくさん盛り込まれている。その様子も見ることができるメイキング映像は、ニューアルバム『H⁺』初回限定盤1の特典映像として収録される。