秋元康プロデュース新ガールズグループ・Rain Tree、2025年1月にメジャーデビュー
昨年行われた秋元康総合プロデュースのIDOL3.0 PROJECTオーディションにて、約1万人の応募者の中から最終選考まで残ったが、“WHITE SCORPION”としてデビューすることが叶わなかった17名。この一年間“FINALIST”という名の下でデビューすることを目標に活動してきた。
そして本日10月8日 東京恵比寿のガーデンルームにて開催された約250名のメディア関係者が出席した記者会見にて、2025年1月にキングレコードより、メジャーデビューとなる1stデジタルシングルを発売することが決定したことと、“Rain Tree”(読み:レインツリー)というグループになることが発表された。
メンバーには壇上で映像によるサプライズでの発表となったが、デビューが決まったことを受けてメンバーのコトリは「まさか、こんなサプライズをしていただけるとは思っていなかったので、いや、正直期待していたんですけど(泣笑)、素直に嬉しいです。頑張りたいと思います」サナは「今日は、今までのドキュメンタリーで私たちの努力している姿の映像が急に流れ出して、“2025年1月”という文字を見たときに震えました。これから、より一層の努力を重ねていきたいと思います」とコメント。
グループ名がRain Treeに決まったことに対してはメンバーのマキは「私たちの事をみてくださっているスタッフさんが、私たちの事を色々と考えてつけてくださった名前だと思います。グループ名の由来と名を聞いて、すごく素敵な意味がたくさん込められているので、この名前に恥じないような素敵なグループを作っていけたらいいなと思いました」とコメントを残した。
雨になると葉を閉じるレインツリー。雨の中葉を閉じてじっと耐え、日が出ると葉を開く。その葉に溜まった雫は地面へと溢れ落ち、自らとその下に集まる生命に生きる力を与える。苦難に耐え抜く強さで、自らにも周りにも大きな力を与える、そんな力強く優しい存在になれるようにと命名された。
Rain Treeはシングル、アルバムといった作品をリリースするごとにメイン楽曲のメンバーを選考するセレクションを実施することが決定しており、常に進化・変化・成長するグループを目指すこととなる。メンバーのマリオは「セレクションということを聞いて、デビュー曲は全員で歌えると信じていたので、少し悲しい気持ちもあるんですけど、『Rain Tree』ということで、涙の数だけより一層強くなるグループだと思います。みんなでたくさん流した涙の分、たくさん強くなって、大きくなって、この世の中に元気や勇気を与えられる、みんなに応援してもらえるようなグループを目指して行けたらいいなと思います」と。
リンリンは「17人で歌えないという事は少し悲しい気持ちもありますが、17人みんな仲間で、ここまで1年間一緒にやってきた絆があるので、高め合って尊敬しあっていいグループ『Rain Tree』になればいいなと思います」と自らを鼓舞するかのような真剣な面持ちで決意のコメントを残した。
また、彼女たちのドキュメンタリーがドコモの動画配信サービス“Lemino”にて先行配信されることも決定した。WHITE SCORPIONが先んじてデビューし、活動領域を拡大しているその裏で、様々な思いを抱きながらこれまで活動してきた彼女たちのリアルと、1年の時を経てやっと掴んだデビューへの希望、そして迎える1stシングルセレクションという新たな試練の様子に密着したドキュメンタリーとなっている。
WHITE SCORPIONのデビュー後の活躍を横目に、悔しい涙を流す日々に終わりを告げて新しいガールズグループとして、独自の道へと一歩踏み出す彼女たちの未来に大きな期待が膨らむばかりである。
(c)OVERSE
■“Rain Tree”(レインツリー)メンバー
イチ、イチゴ、カワチャン、キナコ、コトリ、サナ、タマ、チャイ、ニイ、ペロ、マカロン、マキ、マリオ、ミラン、リー、リンリン、ロゼ
※50音順。