【ライブレポート】ENHYPEN、ワールドツアー＜WALK THE LINE＞開幕「より高みを目指す」

ENHYPENが10月5日および6日、京畿道高陽市 高陽総合運動場メインスタジアムで、3回目のワールドツアー＜ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN GOYANG＞(以下＜WALK THE LINE＞)を開催。韓国国内初のスタジアム公演で、JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIが圧倒的なパフォーマンスを披露し、ワールドツアーの序幕を華麗に開いた。

◆ ENHYPEN 画像

同公演は現地を訪れた観客のほか、82ヵ国／地域のENGENE(ファンダム名)がオンラインライブストリーミングでも一緒に楽しんだ。


＜WALK THE LINE＞というツアータイトルは、運命共同体であるENGENEと共に新しい道を切り開くというENHYPENの意志が反映されたもの。 このため、ENHYPENはENGENEと共にする過去と現在、未来をすべて盛り込んだセットリストでステージを作り上げた。

ENHYPENのデビュー作である1stミニアルバム『BORDER : DAY ONE』から2024年リリースの2ndスタジオアルバム『ROMANCE : UNTOLD』とDARK MOONスペシャルアルバム『MEMORABILIA』まで、ENHYPENの成長過程を盛り込んだ計26曲を披露、ファンの熱い反応を得た。



特にENHYPEN初の韓国スタジアム公演の成功は、以前の＜FATE＞ツアーに比べてスケールが大幅に大きい。 メインステージは約4倍長い64mで製作され、メンバーは計5つのステージを活用してENGENEとの距離を縮めた。 20人のダンサーとの規模感のあるパフォーマンスは強烈であり、空を彩る華やかな花火は壮観だった。

＜WALK THE LINE＞は「Brought The Heat Back」と「FEVER」からスタート。 続いて「ParadoXXX Invasion」と「Future Perfect (Pass the MIC)」では、トレードマークのダンスで観客を圧倒した。 時間が経つにつれ、ENHYPENの多彩な魅力が輝いていく。 メンバーたちは「Your Eyes Only」と「Orange Flower」で清涼感を、「Scream」と「Paranormal」でパワフルな歌唱力を、「Still Monster」と「Moonstruck」では幻想的な雰囲気で魅了した。



ユニット舞台も見逃せない。JAY、JAKE、SUNGHOONで披露した「Lucifer」と、JUNGWON、HEESEUNG、SUNOO、NI-KIが披露した「Teeth」は、それぞれセクシーさとカリスマを表すなど相反する魅力を伝えた。 また、JAYは「Blessed-Cursed」でのギターパフォーマンスで強烈なエネルギーを、HEESEUNGは「XO (Only If You Say Yes)」のピアノ曲「ROMANCE」を演奏するなど甘いひとときを演出。 ENHYPENは多様な雰囲気の曲を消化し、幅広い音楽スペクトラムを立証する一方、ライブ強者の面貌を誇った。

公演の最後にENHYPENは「＜WALK THE LINE＞は僕たちが今まで積み上げた数多くのノウハウが集約された公演」と語り、「4年前まではこんなに多くのENGENEの方々の前で公演をするということを想像できなかった。 昨日、今日の2日間とも忘れられない大切な思い出になった」と感想を述べた。 合わせて「まもなく2024年が終わるが、メンバー同士で2025年についてたくさん話しました。 2025年はより多くのことを成し遂げ、より高見を目指して向上する1年になるので、たくさん期待してほしい」と伝えた。



ENHYPENは11月9日および10日に埼玉・ベルーナドーム、12月28日および29日に福岡・みずほPayPayドーム、2025年1月25日および26日に大阪・京セラドームなど、日本の3都市で＜WALK THE LINE＞を継続する。 これはK-POP男性グループのデビュー後、最短期間で行われる日本3都市ドームツアーであり、ENHYPEN自身最大規模の公演となる。日本公演ではどのような姿を見せるのか、期待が高まる。

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