Wang One、セカンド・シングル「(I Don't Give a) Crap」をリリース

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ボーカリスト・Lola One(ローラ・ワン)とDJ・Case Wang(ケース・ワン)が東京で出会い結成した、中国出身東京在住のエレクトロ・デュオWang One(ワンワン)が、2024年7月にリリースされたデビュー作「Walk On Shame」に続くセカンド・シングル「(I Don't Give a) Crap」をリリースした。

「(I Don't Give a) Crap」は、1980年代初頭のテクノ・ポップ/ニュー・ウェーブにリスペクトを込め、そこにゼロ年代ディスコ・パンクの要素を融合させたというもので、Wang Oneは、この融合を「フューチャー・ディスコ・パンク」と呼んでいる。DAWベースのエレクトロニック・ポップとゼロ年代のDisco Punkをミックスした音楽を指すものだ。

夏の終わりにぴったりのディスコ・チューンとなっており、1980年代に製造・販売されたローランドの名機ドラムマシン「TR-909」に敬意を表し、9月9日に発売日を決めたという。


Wang Oneが「フューチャー・ディスコ・パンク」の魅力に取り込まれた理由には、2010年代に中国で始まった音楽ストリーミングサービスが大きく影響している。ストリーミングが開始され、Wang Oneが海外の音楽に自由にアクセスできるようになり、Daft Punk、KRAFTWERK、YMOなどのアーティストと出会い、特にDaft Punkのフレンチ・エレクトロ・ポップに影響を受け、現在の音楽スタイルに至ったという。

「(I Don't Give a) Crap」は、括弧内は読まずに、Crap(クラップ)と読む。一聴しただけでリスナーを引き込み、楽曲全体のエネルギーとテンションを一気に引き上げる。特に気持ちが昂るのが、BメロでLolaの「hahaha」という笑い声のパート。この楽曲は、3年前(2021年)に制作された楽曲のブラッシュアップソングなのだが、Lolaの笑い声は、3年前にレコーディングしたものをそのまま使用している。この笑い声は、ユーモアと親しみやすさを与え、リスナーの心に強く残る」──Wang Oneプロデューサー 藤井丈司

公開されたミュージックビデオは、1980年代を思わせるレトロ・フューチャーなテイストで、魚眼レンズを使用した視覚効果が懐かしさを感じさせながらも、はじける色彩でPOPな世界観を演出している。こだわり抜いたという彼らの衣装にも注目だ。

Wang One「(I Don't Give a) Crap」

2024年9月9日配信開始
ダウンロード価格(税込) 通常:¥255
https://lnk.to/wangone_crap


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