【レポート】YOSHIKI「全力を尽くし、今だからこそできるエキサイティングなショーをお見せする」

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2024年8月1日(木)、「YOSHIKI+」発表記者会見が開催され、YOSHIKI自身のファンコミュニティ「YOSHKI+(PLUS)」のサービスに関する様々な発表が行われた。

これまで22年続いたモバイルサービス「YOSHIKI mobile」が2024年8月31日に終了となり、それに代わって新たに8月1日よりスタートとなったサービスが「YOSHIKI+」で、AIやPodcast を使ったコンテンツやZoomでのオンラインを介した本人とのコミュニケーションなど、これまでになかった革新的なファンコミュニティが実現することとなる。もちろんチケット優先販売や限定商品の発売など、「YOSHIKI+」ならではのサービスも充実させるという。

今回大きな注目を集めているのがAIを用いた「AI YOSHIKI」の存在で、記者会見ではその制作過程の様子を捉えたメイキング映像も披露された。その名の通りAIによるYOSHIKIの登場により、「YOSHIKI+」内にてAI YOSHIKIと自由な会話を楽しむことができるようになるという。

YOSHIKIの声を生成する音声合成、113 言語に対応するLLM(Large Language model)、3Dフェイススキャナー「LUMIO3D」を活用した3DCGアバターの制作など、最新のテクノロジーを駆使してAI YOSHIKIは制作されており、アバター制作の撮影では、東映ツークン研究所の全面協力により国内に2台しかない世界最高峰の3D顔スキャナ「Light Stage」で撮影され、世界に通用する最高品質で制作が進められている。

























「YOSHIKI+」にてファンを始めとした第三者とのコミュニケーションをvirtual humanというAI YOSHIKIが取ることはもちろん、YOSHIKIへのインタビュアーとしてAI YOSHIKIが登場する可能性もあるとかないとか。

多忙を極めるYOSHIKIの代わりにAI YOSHIKIがあらゆる業務をこなしてくれるというコピーロボットのような便利な存在になるのかどうかは現時点ではわからないものの、KISSが解散してもアバターKISSがその意思を継いで未来を紡いでいくように、YOSHIKIの肉体が滅びたとしてもYOSHIKIのスピリットは生き続けていくことを視野に入れ、AI YOSHIKIは生を受けている。

2024年8月1日の時点では、AI YOSHIKIはYOSHIKIのことを学んでいる途中過程にあり、まだ英語もおぼつかない状態だというが、テクノロジーの進化スピードは我々の想像を遥かに超えて進んでいる。AI YOSHIKIが驚くようなエンターテイメントを生み出してくれるのも、そう遠くないことと思われる。最新技術を取り入れたこれまでになかったAI YOSHIKIは、世界のエンターテイメントに大きな刺激を与えることになるだろう。



なお、記者会見では、3回目に当たる首の手術を2024年10月8日に行うことも明らかとなった。身に降り注ぐ多忙ぶりに反して、ここ数週間で変調してきた身体の不調から「先も長くない気がして、もうはじけてしまおうか」という気持ちにもなったというが、ディナーショーを始め、多くのプロジェクトを抱える状況に気持ちをリセットし医師の診断を受けたという。結果は「すぐ、来週にでも手術が必要」という診断を受けたため、どうしてもキャンセルするわけには行かないことをだけを整理し、最速でそのスケジュールが決まったようだ。





2017年の手術では第5頚椎と第6頚椎の間に人口椎間板を埋め込んでいるが、今回の検査で、この人口椎間板も固まってしまっていることが明らかとなっている。10月8日の手術では、第6頚椎と第7頚椎の間に人口椎間板を埋め込む手術を行うこととなる。第3頸椎と第4結節、第4結節と第5頚椎の間もダメージを受けている状況だが、今回の手術は、左指先に感じている痺れ/氷を触っているような痛みを軽減させることが大きな目的で、手術前の現在は、痛み止めなしでは耐えられない状況が続いており、かなりの痛み止めを服用し続けている状態にある。



8月2日からは13公演に及ぶ<EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2024 in TOKYO JAPAN>がスタートとなるが、左手の調子が良くない状況ゆえ、右手を中心としたアレンジを考えながらも、妥協はしたくないという。もちろん無謀はしないまでも、医師からのアドバイスとセラピーを受けながら、全力を尽くし、今だからこそできる、ファンが体験したことがないエキサイティングなショーをお見せすると約束をした。13公演はすべて違った内容になるとし、人生最後のショーと思って自分自身の人生・エネルギーを最大限を尽くすという。



<◆YOSHIKIオフィシャルサイト
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