クリープハイプの尾崎世界観、『文學界』掲載の小説『転の声』が第171回芥川賞候補作に選出
クリープハイプの尾崎世界観による小説『転の声』が、第171回芥川賞候補作に選出された。同小説は『文學界』2024年6月号に掲載されたものだ。
◆尾崎世界観 画像
同作は第164回芥川賞候補作『母影』以来、3年半ぶりの中篇小説となる。本作品を収録した単行本『転の声』は、7月11日に文藝春秋から発売される予定だ。
小説の舞台は、ライブチケットの転売が今よりも市民権を得ている社会。ロックバンドのフロントマン・以内右手は、長引く喉の不調が招く不安に追い詰められ、とうとうカリスマ転売ヤーにすがりついてしまう。「俺を転売してくれませんか」──自分たちのチケットに“プレミア”が付いていく。高額取引の痕跡をファンのSNSで確認するたびに、湧き上がる後ろめたい喜び。ストーリーは尾崎世界観にしか書けない、虚実皮膜のバンド小説にして、エゴサ文学の到達点だとのこと。
■小説『転の声』
発売:2024年7月11日
定価:1650円(税込)
判型:四六判 上製カバー装
頁数:168頁
ISBN:978-4-16-391882-2
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918822
■<クリープハイプの日 2024 福岡>
https://cf.creephyp.com/feature/cp_240908live
■<現メンバー15周年記念公演「2024年11月16日」>
https://cf.creephyp.com/feature/creephyp15th-live
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