ジョン・オーツ「ツアーに同行させていた息子は13歳のとき、学校へ行きたいと言い出した」
Jonathan Wolfson, CC BY 3.0
ホール&オーツのジョン・オーツは、ツアーに明け暮れていた30年前、後に妻となるエイミーさんから「一緒じゃなきゃ上手くいかない」と宣言され、ふたりの間に子供が誕生してからは息子をツアーに同行させていたという。
11月に結婚30周年を迎えるというオーツは、『People』誌にこう話している。「エイミーと僕が結婚したときは(ツアーは)ボーイズ・クラブだった。僕らが真剣に交際するようになったとき、彼女から“こういう生活続けるなら、家族として一緒にやらないと。じゃなきゃ、上手くいかない”って言われたんだ。受け入れるのは簡単じゃなかったけど、実際のところ、彼女は100%正しかった」
結婚してから2年ほど経ったときに息子Tannerさんが誕生し、オーツ夫妻は生後5週間から彼をツアーに同行させていたそうだ。「彼は13歳になるまで、ツアーに出ていた。僕ら、ホームスクーリングしてたんだ。家庭教師なんかをつけてね。でも、13歳になったとき、彼は“もういい。もうこんなことしてたくない。他の子供たちと一緒にいたい。学校へ行きたい”って言い出した」
オーツは教育熱心なパパではないのか、Tannerさんは大学へ行かなくてもいいし、自分のツアーのクルーとして働けばいいとさえ思っていたそうだ。「でも、彼は“大学へ行く”って言ってたよ。独立した男だった」
オーツは2年前、『Closer』のインタビューで、息子はツアーに同行し、音楽レッスンを受けたり、家では楽器に囲まれていたにも関わらず、幼いときから音楽に興味を持つことはなかったと話している。理系で、バージニア工科大学へ進んだという。
ジョン・オーツは、先週金曜日(5月17日)、新ソロ・アルバム『Reunion』をリリースした。
Ako Suzuki