NakamuraEmi、新アルバム『KICKS』コラボ第二弾アーティストは、MASSAN×BASHIRYとXinU

NakamuraEmiが、5月29日（水）にメジャー7枚目のオリジナルアルバム『KICKS』をリリース。収録されるコラボレーション楽曲第二弾の参加アーティストが、独特の肉声感と抜群のフロウで形成されたヴォーカル＆ラッパーのMASSAN、砂混じりのざらつく弦の旋律と会場に漂わせる哀愁感を全身で掻き鳴らすギタリストBASHIRYによるユニットMASSAN×BASHIRYと、透明感がありながらもスモーキーで圧倒的存在感を放つ声を持つシンガーソングライターのXinUであることが発表された。両アーティストが参加しているのはアルバム『KICKS』の8曲目に収録される「Hello Hello」。

現在は閉店となってしまったライブハウス・代官山LOOPで2019年1月に行われたイベント『迎春』が、2023年1月に4年ぶりに川崎CLUB CITTA’で復活し、その際MASSANの呼びかけによりNakamuraEmiとギタリスト&プロデューサーカワムラヒロシ、そしてMASSAN×BASHIRYでイベントの為に0から制作された楽曲「(仮)迎春」が元となっている。

そして2024年に再び開催されたイベントにはNakamuraEmi、MASSAN×BASHIRYに加えXinUも出演。「(仮)迎春」にXinUの詞とボーカルが加わり、3アーティストによるコラボレーションが披露された。

そして『KICKS』のリリースにあたり、今回満を持して「Hello Hello」と題して新たに音源化された。近年ライブ活動を精力的に行ってきたNakamuraEmiが、イベントで出会った仲間とのコラボレーションで、ステージ上の阿吽を更に昇華させ、曲を作り上げる喜びと勢いに溢れた楽曲となっている。

アルバム収録楽曲でのコラボレーションは、先週コラボ第一弾として「雪模様」での、さらさ、伊澤一葉の楽曲参加が発表され、第三弾があることもすでに発表となっている。

さらに、毎年恒例となっている七夕ライブ＜七夕はここで。＞の開催が今年も決定した。七夕ライブが10周年を迎えることもあり、今年は7月6日（土）、7日（日）の2日間にわたりコットンクラブで開催される。7月6日はデビュー10周年を記念し、プロデューサーのカワムラヒロシ（g）、美央（vl）との3人編成で展開、7月7日は、カワムラヒロシ（g）、Half time Oldの内田匡俊（b）、jizueの片木希依(p)、スーパー登山部や中村佳穂BANDなどのサポートを務める深谷雄一（ds）と共にステージが構成される。

●NakamuraEmi　コメント
海の中には違う潮の流れがぶつかりあう「潮目」というものがあって、普段はそれぞれの潮の中にいる色々な魚や海底にいるプランクトンもそこでは皆が混ざり合って上下左右している。生態系としてはカオス、でも自然界としてはとても豊か。
初めてライブを観た時、その独特な世界観に射抜かれファンになったMASSAN×BASHIRY、Instagramをボケーっと眺めていた時に一瞬で耳も目も叩き起こされたXinU、そして出会わなかったら私は今ここにいないプロデューサーのカワムラヒロシ。育った町も世代も違う5人が『迎春』というイベントで一気に混じり合い、全員の息継ぎが最高な潮目を生みました。
コロナ、多様性etc、時代が激変する荒波の中でも生き抜いてやろうじゃないか、そしてしわくちゃになってもここで集まって「Hello!!」て言い合えたら最高だよな。そんな仲間とこの曲を作れたこと、宝物です。

●MASSAN×BASHIRY　コメント
ネクタイを締めた男性
自動的に生成された説明
惜しみない幸福感、感動のタイミングとか、大好きな音楽が似通っていても
NakamuraEmiのフィルターで濾過された音楽は鋭く、そして優しい。
感覚が超近くて兄弟みたいだけど、全く違う成長をしてきた
俺たちにしか作れない曲を「ゼロから一緒に作ろう」。これが1番大きかった。
リリースするとか二の次で、曲作りは光の速さで進み、
わずか数日でのライブ披露となったのは今は伝説かも。
2023年明けて直ぐのクラブチッタで初披露「（仮）迎春」は翌年
マスバシとも親交の深い”XinU”が新たに飛び込んでくれて
また一つ曲の世界観がググッと広がった瞬間だった。
瞬発的で運命的な衝動が「Hello Hello」として形にできたことは
マスバシにとってすごく幸せなことで、それができたのも
我々のこの関係だからこそだよね。最高だ。そしてありがとう。

●XinU　コメント
XinU(シンユウ）です。ライブをご一緒して、その勢いのまま一気に制作も進んでいきました。なんとレコーディングも3組同時に。また出来上がった楽曲にあとから飛び込むというのも初めての経験でした。どんな明日になるかわからない日々の中でも挑戦を続けていきたい！という今の私の気持ちを重ね合わせて、歌詞を書き上げました。XinU作品にはない自分への新しい発見もありました。ぜひ聴いてパワーを感じてください！