リュックと添い寝ごはん、AL『Terminal』リリースツアー初日にジャッキーちゃんサプライズ登場

リュックと添い寝ごはんの3rd album『Terminal』リリースツアーが開幕。全12公演の初日にふさわしい熱いライブにモノマネ芸人「ジャッキーちゃん」のサプライズ出演で大興奮のライブが繰り広げられた。

リュックと添い寝ごはんのニューアルバム『Terminal』のリリースを記念した全国ツアー＜リュックと添い寝ごはん 3rd album release tour“Terminal”＞が開幕となった。4月18日、東京・LIQUIDROOMにて初日を迎えた同ツアーは、過去作を大きく上回るパッションと遊び心が詰め込まれた最新アルバム『Terminal』を引っ提げたツアーということもあって、開演前から場内の熱気もマシマシだった。






まず、アルバム冒頭に収録されたオープニングSEがかかると観客の大きな声援とともにメンバーが登場。恋のピュアな初期衝動を熱く歌い上げる「恋をして」の力強いギターリフとともにライブがスタート。続けざまに爽快なロックチューンを畳み掛けると「最初から飛ばせるか東京！飛べるか東京！」とVo.松本が煽り、体も心も飛び跳ねるライブ定番曲「疾走」やコール&レスポンスが楽しい「everyday」で会場の一体感は早くも最高潮に。その後、数曲を披露すると、松本による弾き語りセクションを経て、ライブは中盤戦へ。ゲーム音楽を感じさせるサウンドが面白い「Pop Quest」、テレビ東京系ドラマNEXT「みなと商事コインランドリー２」のエンディングテーマ「Be My Baby」などリュクソの真骨頂ともいえるポップで多幸感あふれる楽曲が届けられ、場内に笑顔が溢れる。




途中のMCでは、ツアー初日が東京開催となったことについて、Ba.堂免から「”行ってきます”をホームの東京で最初に言いたかった」と説明する場面も。高校で結成されたリュックと添い寝ごはんが学生生活を終え、社会人として飛び立つ大切な節目のツアー。その”出発点(Terminal)”として東京が選ばれたというわけだ。ライブ終盤では、これからの旅路が前途洋々であることを感じさせるパワフルなダンスチューン「天国街道」を披露。待ってましたとばかりの歓声とともに会場を興奮の渦に巻き込み、同公演のハイライトを演出した――。と思いきや、演奏終了のタイミングで驚きのゲストが登場。ステージに躍り出たのは、同曲のミュージックビデオにも出演したモノマネ芸人の「ジャッキーちゃん」だ。まさかのサプライズにメンバーも「なんで？！！」と発狂。金色のド派手な衣装を身にまとったジャッキーちゃんは出てくるなり、まだまだ気合が足りないとばかりにメンバーをハリセンで一喝。“中国から持ってきた紹興酒？”をメンバーに注いで飲ませると、「もう一回？」と再演を提案。ミュージックビデオでも見せたジャッキーちゃんの激しい舞踏と共に頭の整理が追いつかないメンバーの前のめりなグルーヴで「天国街道」が再び届けられ、LIQUIDROOMは特大フィーバー状態に。過去一の大歓声での「踊らにゃ損損！」に背中を押されるように本編最後は、旅立ちの歌「long good-bye」で締めくくられた。その後、もはやお決まりとなりつつあるファンによるハートフルな「everydayアンコール」に応えて２曲を披露。出せるものを出し切った充実感でいっぱいのメンバーが「行ってきます」と観客に投げかけると、客席からはたくさんの温かい「いってらっしゃい」がメンバーに送られた。


まだ始まったばかりの「Terminal」ツアー。素敵なツアーグッズの数々も忘れてはいけない。トイ ヒロユキによるシンプルなデザインがキュートな「#RYUKUSO Boy & Girl　Tシャツ」やドラムの宮澤がイラストを手掛けた「宇宙タオル」、そして、メンバーデザイン缶バッチやアクリルキーホルダーの他、シークレットアイテムが当たる「メンバーデザインランダムガチャ」など魅力的なラインナップが目白押しだ。会場でアルバム『Terminal』を購入すると漏れなくガチャを一回引くことができるので、そちらもお忘れなく。

全国に向けて勢いよく出発したツアー「Terminal」号は、残す11箇所のどこから乗ってもきっとあなたを素敵な心の旅に連れて行ってくれること間違いなし。思い立ったら吉日。チケット購入を急ごう。

Photo by renzo masuda