【俺の楽器・私の愛機】1578「ふるえる指でポチった「GRECO」」
【GRECO GOW-1500】(神奈川県 ロシアクォーターの私 58歳)
以前デューセンバーグを掲載していただいた者です。今回は「GRECO GOW-1500」の件を送らせていただきます。
数年前に某ネット販売サイトに登場してから、ずっと売れずに掲載され続けていたこのギターを悩みに悩んで遂に購入してしまいました。
悩んだ理由として、ジャパン・ヴィンテージという括りになってしまうのか金額が大きすぎたのが第一の理由(驚愕の数十万円)。そしてサイトに載っていたサンプル写真で見た感じでの状態の悪さ(笑)
ダブルネックを買うとしたら、もしかしてAlliexpressで売っているパチモン・○ブソンEDS-1275の方がマトモなのではないか?しかも60,000円程度で買えるし・・・・。しかしやはりパチモンに手をだすのはイカンだろ・・・と思うし・・・。
そしてとうとう「GRECO GOW-1500」購入ボタンをふるえる指でポチってしまいました。購入に至った重要な点は「GRECO」だという事。私が中学時代に発表された「GOシリーズ」には、やはり思い入れがあります。それに故人になってしまったゴダイゴの浅野氏がTVでGOW-1500のカスタム版を弾いていたのがず~っと脳裏に焼き付いていました。
いよいよ荷物到着となり・・届いた時の専用ケースのデカさにまずドン引き。すぐに状態確認。外見は、まぁ限りなくCに近いBクラス。でも45年前の生まれとしたらこんな感じかなぁ、と納得。しかも前オーナーは「このギターを弾き倒した」のだろうと思わせる「鳴らしてたギター」の匂いがプンプンして、なんとなく嬉しい。PU、スイッチ、コントロール部分も完璧に生きている!オクターブ調整等ブリッジのネジも固着しておらず調整可能。ネックも12弦ギターにありがちな大きな反りもなく許せる範囲。
実際に現物を見て安堵しました。
実用面で言うと重量級そして15フレット以上は弾く事がほぼ困難なギブソンEDS-1275と比べると、「GOW-1500」は意外な程重さを感じません。そして勿論15フレット以上も使い切れます。実際にレコーディング等でも使う予定なのでフィンガーボード全域演奏可能なのは重要です。これこそ「GO W-1500」を選んだ最終的な理由なのです!!
このままいじらずに使うつもりですがトライサウンドスイッチの位置が微妙で、どうしても演奏中に手が触れてしまう。ここだけは今後カスタムするかもしれません。
大きいので場所は取りますが少しずつ馴染んでいこうと考えています。
◆ ◆ ◆
おおすげえ、GOのWネックだ。何本作られたのか知らないけど、間違いなくレアですよね。グレコのオリジナルシリーズのGOですけど、同時にほんのりとイバニーズ(敢えてイバニーズ)の匂いも重なるという当時の懐かしい感覚が蘇ってきます。全体のテイストとかブリッジなどのパーツも甘酸っぱいなあ。それだけフジゲンの個性と開発力が輝いていたんでしょうね。弾きながらスクワットをすれば同時にムキムキにもなれるという頼もしい一本、代々受け継がれるべき日本の宝ですね。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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