Penthouse、一夜限りのワンマンライブ、豪華ゲスト・ミュージシャンを迎え大盛況で終幕
Penthouseが、2月21日(水)に恵比寿ザ・ガーデンホールでワンマンライブ<Penthouse City Soul Society Vol.4 -The Gifted Sweeties->を開催。豪華ゲスト・ミュージシャンを迎え大盛況のうちに幕を閉じた。そのステージ上でメンバーの口から発表されたドラマ主題歌決定の報告を含め、当日の模様をレポート。
2月21日(水)恵比寿ザ・ガーデンホールにて、約1年3ヶ月振りとなる自主イベント<Penthouse City Soul Society Vol.4 -The Gifted Sweeties->が開催された。2020年より Penthouse が主催している<City Soul Society>は今回で4回目の開催となる。今回は、ゲストボーカルに 映秀。、吉田沙良(モノンクル)、そしてPenthouseのライヴではお馴染みのコーラス・るーとも、さらにホーンセクションを迎え、一夜限りのスペシャルなセッションになった。
18時開場と同時に続々と観客席へ向かうオーディエンス。開演までの1時間はメンバー選曲によるBGMが会場内に鳴り響く中、メンバーの登場を今か今かと待ちわびるファンがそれぞれの時間を過ごしていた。19時過ぎ、会場に響き渡るBGMの音がフェードアウトし、客席を照らす照明が暗転するとCateen(Pf)が一人でステージ上に登場し、おもむろにピアノを弾き始める。美しい旋律に耳を傾けていると、ドラム/平井辰典、ギター/矢野慎太郎、ベース/大原拓真が順次加わり爽やかなアンサンブルに。その後コーラス2人と浪岡真太郎(Vo/Gt)、大島真帆(Vo)が登場しオープニング曲が完成。徐々に曲が完成していく演出に、高揚感が高まる。
ワンマンライブのオープニングテーマとしてお馴染みとなった楽曲「In The Penthouse」の直後に「アイデンティファイ」へ。「こんばんは!Penthouseです!盛り上がっていくよ!」という大島の掛け声とインパクトあるホーンセクションによりライブの幕開けを強く印象付けられると、間髪入れずに疾走感全開のロック・チューン「夏に願いを」で会場の熱が一気に上昇。
「今日は初めて来てくれた方でもめちゃくちゃ楽しんでもらえる曲を揃えてきたので、みんなで楽しんでいきましょう!」という大島のMCで会場が活気づき、「流星群」「恋標」と2022年にドラマ主題歌・挿入歌として書き上げた楽曲を2曲連続で熱唱した後、小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」とEARTH WIND AND FIREの「September」という洋邦の名曲カバーを続けて披露。アッパーなビートに芯の通ったグルーヴィーな演奏で観客を魅了し、前半の8曲を駆け抜けた。
その後、大島の呼び込みにより1組目のゲスト・吉田沙良(モノンクル)が登場。「Suite Roomで披露したこの曲を聴いてください!」と大島が告げると、SIRUPの楽曲「Your Love」をヴォーカル3名でソウルフルに歌い上げた。Penthouseのメンバーは学生時代から楽曲カバーをしていたほどモノンクルのファンであることを公言しており、今回共演できたことに感動を露わにしていた。
2組目のゲスト・映秀。とは、YouTubeで展開中のライブ動画コンテンツ”Suite Room”でも公開している、小沢健二 featuring スチャダラパー「今夜はブギー・バック」をアップテンポにアレンジしたカバーを披露。映秀。は自身の楽曲でも、Cateenこと角野隼斗と何度も共演するなど親しい間柄で、ステージ上でもCateenと肩を組んだパフォーマンスをするなど、終始情熱的なステージングを披露してくれた。
会場全体がダンスフロアのようなバイブスに包まれた後、Cateen(Pf)、平井辰典(Drs)、浪岡真太郎(Vo)、大島真帆(Vo)の4名のみでJon Batiste「I NEED YOU」をカバー。「私たちにとって、みんながものすごく必要な存在である、という思いをこの曲に込めて歌いたいと思います!」というメッセージと共に、シンプルな編成だからこそ伝わる熱いソウルが宿ったパフォーマンスを披露。
その後6人全員によるリレー形式のメンバー紹介を経て、「26時10分」「蜘蛛ノ糸」「Live in This Way」というPenthouseの楽曲の中でも最もグルーヴィーな3曲が並ぶゾーンに突入。生演奏によりそのグルーヴ感が一層増したステージに観客は魅了されていた。「ライブが毎回楽しくて、こうして皆さんに直接会えることで、エネルギーをもらえてます。僕らはまだまだパワーアップして頑張っていくんで、6月も新たなツアーがありますし、これからもPenthouseのライブを観に来てもらえるとうれしいです。今日は本当にありがとう!」と熱いメッセージをオーディエンスに伝える浪岡。
Penthouseの代表曲「...恋に落ちたら」で客席とステージが一体化した後、最新曲「フライデーズハイ」をライブ初披露!楽曲冒頭の大島真帆による”Please excuse me for leaving before you”の生声をきっかけにファンキーに展開していく。楽曲が進んでいくのと比例して会場の熱もこの日最高潮にヒートアップしていた。
来場者全員が爽やかな汗に見舞われた状態でこの日のライブ本編は終了。その後オーディエンスからの熱い拍手の波に誘われ、Penthouseのメンバーは再びステージへ。「アンコールありがとうございます!よっしゃいくぜ!」という大島の掛け声と共にアンコール1曲目「Jukebox Driver」へ。インディーズ時代の人気曲をクールかつ軽快なパフォーマンスで魅了した。
「最高に楽しいです!ずっと夢見てるみたいな気持ちですよ今日は!」と大島。また、当日正午に発表されたドラマ主題歌タイアップの情報が浪岡から伝えられると、客席から歓喜の声が多く寄せられた。テレビ東京 ドラマNEXT「好きなオトコと別れたい」の主題歌タイトルは「我愛你」(ウォーアイニー)。今後の楽曲披露にご期待いただきたい。
そしてこの日最後は2019年にPenthouseとして初めてリリースした思い入れの深い楽曲「Fireplace」を披露。ファンとしてはお馴染みとなる楽曲のメロディーも相まって、温かい雰囲気の中、大団円を迎えた。
約1年3ヶ月振りの開催となった自主イベント<Penthouse City Soul Society Vol.4 -The Gifted Sweeties->は大盛況の中終幕。6月には待望の全国ワンマンツアー<Penthouse ONE MAN LIVE TOUR 2024 “Tapestry”>も控えている。
Photo by 浜野カズシ
<セットリスト>
1.In the Penthouse
2.アイデンティファイ
3.夏に願いを
4.流星群
5.恋標
6.ぼくらが旅に出る理由
7.September
8.Your Love w/ 吉田沙良(モノンクル)
9.今夜はブギー・バック w/ 映秀。
10.I NEED YOU (カバー)
11.26時10分
12.蜘蛛ノ糸
13.Live in This Way
14....恋に落ちたら
15.フライデーズハイ
EN1. Jukebox Driver
EN2. Fireplace
ライブ・イベント情報
6月6日(木) 名古屋 Niterra 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
6月10日(月) 大阪 オリックス劇場
6月12日(水) 東京 LINE CUBE SHIBUYA
6月13日(木) 東京 LINE CUBE SHIBUYA
6月15日(土) 札幌 共済ホール
6月16日(日) 札幌 共済ホール
6月18日(火) 福岡 国際会議場メインホール
【チケット情報】
Tickets: 前売 7,000円(税込) ※全席指定 / 未就学児入場不可
※公演日当日、学生証提示で1,000円キャッシュバック! 詳細は別途。
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