グレコ、1920年代のアメリカン・ギターをイメージしたアーチトップ・ギター「GL-AT」が登場

グレコから、トラディショナルなスタイルのピックアップ搭載アーチトップ・ギター「GL- AT」が発売になった。

GL-ATは、1920年代のアメリカン・ギターをイメージした13.85インチ幅の小型なアーチトップ・ホロー・ボディー・エレクトリック・ギター。1990年代にLという型番で発売していたモデルを基に、パーツや塗装、ピックアップのマウント方式などを変更するなどアップ・グレードし、新たなGL-ATとして登場。木加工、組み込み、塗装、仕上げ、セットアップのすべての工程を日本で行っている。


ボディーはマホガニー・トップ、サイド&バックで、Xブレーシングを採用したアーチトップのフル・アコースティック構造。サイド側での厚みは87mmと厚めになっており、トップとバック共にアーチ形状。ネックはマホガニーを使用し、625mm/ミディアム・スケールに14フレット位置でセットネック方式でジョイントしており、20フレットを採用。また、ナット幅は43mmで、プレイヤーを選ばない標準的なネック・グリップに仕上げられている。フィンガーボードはローズウッドで、パーロイドのシンプルなドット・ポジションマーク。エボニー・ブリッジ・ベースの上に載ったエボニー・ブリッジを採用することで、より一層アコースティックな鳴りに仕上がっている。

ネック側に1基搭載されたピックアップは、ルーツ・ミュージックにも似合うピュアなサウンドを目指して新開発したモデルで、アルニコ5マグネットを使用したミニサイズ・ハムバッカー・ピックアップ。ゴールド・メタル・カバード仕様で、ブラックのエスカッション・マウント。ヴォリュームのみというシンプルなコントロールはフローティング・ピックガードに設置。弾き込むほどに経年変化を楽しめるラッカー・フィニッシュを採用し、カラーはブラウン・サンバースト。ゴールドのハードウェアに加え、ボディー・トップにはブラック&アイボリー・カラーのパーフリングの装飾もあり、シンプルながら落ち着いた大人の雰囲気を醸し出している。