【インタビュー】-真天地開闢集団-ジグザグ、＜全国開闢禊-最高-＞全曲ノーカット放送直前に語る「いかにして“最高感”を出していくか」

■僕らは3人で-真天地開闢集団-ジグザグ
■いいメンバーしかいない少数精鋭なので

──＜全国開闢禊 -最高-＞のファイナルを飾った東京ガーデンシアターの禊の模様が2024年1月28日にWOWOWプラスで全曲ノーカット独占放送、配信されます。映像編集などでリクエストしたことなどはありましたか？

命：「ボーカルの画ばかりにならないようにしてください」とお願いしました。映像ではボーカルばかりが映るって“バンドあるある”じゃないですか。僕らは3人で-真天地開闢集団-ジグザグというバンドだし、いいメンバーしかいない少数精鋭なので。しっかり龍矢と影丸のカットもいっぱい使ってもらって、ひとりに偏らないようにしてほしいということを伝えました。

影丸：僕は自分のイケている顔と筋肉が映っていれば嬉しいです。そして、ドラムセットが映えていれば、もう最高です。

龍矢：禊は照明の面で派手なライティングを使っているし、レーザーの使い方とかもカッコよかったと思うんですよ。WOWOWプラスでの放送ということで、音だけじゃなくて映像なので、そういうところも楽しんでもらえる映像にしたいと思ってました。

──会場の空気感が伝わるものになりそうですね。

命：そうなっていると思います。東京ガーデンシアターに来てくれた人はもちろん、行きたくても行けなかった人とか、-真天地開闢集団-ジグザグに興味があるけど、まだ禊に参加したことがないという人に観てほしいですね。ファイナル公演の楽しさをバーチャル体験していただきたい。

龍矢：間違いなく、観てよかったなと思える有意義な2時間を提供できると思います。

影丸：ご自宅で、あの最高をもう一度味わってください。


──では、WOWOWプラスでの放送から幕を開ける、-真天地開闢集団-ジグザグの2024年はどんな年になりそうですか？

命：僕は占いで、「2024年はあまり欲張らずに現状維持に努めなさい」と言われたんです。なので、3〜4年後をしっかり考えつつ、そこに向けた準備をしようかなと思っています。生き急いで新しいところを目指すんじゃなくて、地を固めるというか。今の状況自体が僕らにとっては奇跡みたいなことなので、まずはこの状態をキープできるように。今が自分の実力という状態にしておかないといけないと思っているんです。そして3〜4年後にもうひと盛り上がりできるようにしておきたいですね。

──現状維持ではなく、歩み続けるということですよね。

命：もちろん。現状維持に努めるのであれば、常に上昇曲線を描いてないと。だから、バンドをもっと良くしていくことは今までどおりです。たとえば、日本武道館を埋めたときも、＜全国悪霊退治 -夢幻-＞を完遂させたときも、成功させるためにがんばっていたわけではなくて、バンドをもっと良くしようと考えて臨んだ結果、そうなったんです。今後もそういう気持ちで取り組みつつ、禊の規模感は現状維持でいい。2024年も自分の能力値をもっと高めていきたいですね。

龍矢：本当にそのとおりで。バンドをより良くしていくために、自分のできることをもっと増やしていこうと思っています。いろんな新しいことに挑戦しつつ、今の自分により磨きをかけていきたいです。

影丸：2024年も絶対に不祥事を起こさない（一同笑）！ -真天地開闢集団-ジグザグに集中して、全力で取り組んでいこうと思っています。

取材・文◎村上孝之



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