【ライブレポート】ハナフサマユ、地元・大阪高槻凱旋公演で誓い「もっともっと頑張っていきます!」
ハナフサマユが3rdアルバム『バートレット』を携えてリリース記念東名阪ツアー<ハナフサマユ メジャー3rd.アルバム「バートレット」リリースツアー 〜酸いも甘いも〜>を開催中だ。その大阪公演が11月15日、高槻城公園芸術劇場 太陽ファルマテックホールにて開催された。
◆ハナフサマユ 画像 / 動画
ハナフサマユはメジャーデビュー後も、地元・大阪府高槻市を本拠地として活動を続けているシンガーソングライターだ。その地元愛に高槻市の行政も着目し、2022年には“高槻市定住促進プロジェクト MY LIFE, MORE LIFE”の一環で高槻市PRオリジナルソングを担当した。
高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホールは大阪府高槻市に今春に完成したばかり。同ホールとしては、ハナフサマユの今公演が初めてドラムセットを入れたバンドサウンドを響かせる“バンドサウンドこけら落とし公演”になったという。
開演時間ちょうど、SEが会場に鳴り響くと大きな手拍子に迎えられて、笑顔のハナフサマユがステージに姿を現した。バンド編成はギター、ベース、ドラム、キーボード、バイオリンというフルセット。ライブはアルバム『バートレット』収録曲「赤い糸」からライブがスタートした。
冒頭からリズミカルな楽曲を立て続けに披露し、その楽曲たちに呼応して客席は早くも総立ちで会場全体が一体に。盛り上がり続ける4曲を披露したところで、ハナフサが満面の笑みでご挨拶を。
「私の地元に来ていただき、ありがとうございます! この新しくできたホールで皆さんと一緒に楽しめることを嬉しく思います!」──ハナフサマユ
関西圏で放送されたドラマの主題歌「ボーイフレンド」「プリンセスになって」などお馴染みのナンバーを披露しながら、中盤のMCでは自身の地元愛について語った。
「テレビやラジオで高槻市をたくさんPRしてます! 高槻市の観光大使は凄く有名な人たちが務めていますが、私も何か称号を頂いて歌えたらいいなって思っています! その為にもっともっと頑張っていきます!」──ハナフサマユ
この宣言に続いて披露されたのは、高槻市PRオリジナルソング「MY LIFE, MORE LIFE」の弾き語りだった。なお、地元・大阪公演の詳細をお伝えしたいところだが、11月20日にはツアーファイナルとなる東京公演が控えているため細かな公演内容は割愛するが、アンコールを含む全17曲はハナフサマユのあらゆる側面が華々しく開花したもの。
躍動感溢れる楽曲、感動的でしっとりと聴かせる楽曲、歌詞の世界観がストレートに広がるギター1本の弾き語り、ストリングスの心地良い音色、時にジャジーなサウンド、コール&レスポンスで会場が一体となって盛り上がるなど、終始アットホームで温かい空気感と笑顔が溢れた。子供連れのファミリー層を多く会場で見かけたのも納得だ。
なお、大阪公演と東京公演のセットリストは異なるものになるとのこと。ツアーファイナルとなる東京公演では<ハナフサマユ メジャー3rd.アルバム「バートレット」リリースツアー 〜酸いも甘いも〜>の集大成をみせてくれるはずだ。
撮影◎ハヤシマコ
■<ハナフサマユ メジャー3rd.アルバム「バートレット」リリースツアー 〜酸いも甘いも〜>
2023年11月15日(水) 大阪・高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール
2023年11月20日(月) 東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE全公演
open18:30 / start19:30 ※東京公演
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