ヤマハPACIFICA611VFMとBB、「楽器店大賞2023」で大賞を受賞
2023年10月23日(月)に行われた「楽器店大賞2023」(主催:全国楽器協会 楽器店大賞2023 運営委員会)の表彰式において、ヤマハのエレキギター「PACIFICA611VFM」とエレキベース「BBシリーズ」が、それぞれ商品部門で大賞を受賞した。
PACIFICAは、1990年の発売以来、非常に優れた演奏性とオールラウンドに対応できるサウンドバリエーションを持ったモデルで、ギターを始めたばかりのビギナーからプロギタリストを始めとしたハイエンド・プレイヤーまで幅広いギタリストから絶大な信頼を得ているシリーズだ。なかでも大賞を受賞した「PACIFICA611VFM」は、個性的なピックアップとカスタムパーツを特徴とした個性派仕様のモデルとなっている。言わずとしれたぼっちちゃんが12話で一目惚れしたギターであり、彼女のメインギターは父親から借りていたギブソン・レスポール・カスタムからPACIFICA611VFMに持ち替えることとなった。
一方、BBシリーズも歴史は古く、1977年の発売以来、ヤマハエレキベースの代名詞として世界中でトッププロを含む数多くのベーシストに愛されてきたモデルで、多くのモデルチェンジを繰り返しながらも独自のサウンドと高いデザイン性で高い支持を受け続けている。現行のBBシリーズは、アルダー/メイプル/アルダー3プライのボディ構造、マイター・ボルティング方式、コンバーチブルタイプブリッジ&サドルといった、ヤマハ独自のボディの鳴りを高める構造をもち、パワフルさとクリアな輪郭を併せもつサウンドを実現している。
「楽器店大賞」は、全国の楽器店員が選ぶ『今年、お薦めする楽器』『お薦めする楽器にまつわる作品』、そして楽器店員と一般投票によって『今、世に広めたいイチ押しプレイヤー』『今年、楽器の楽しさを伝えてくれた人』を決める賞で、「楽器の素晴らしさをもっと世の中に広めたい」「楽器を始める人を一人でも多く増やしたい」という想いから2021年に開催がスタートしたものだ。
■「ギター部門」大賞
ヤマハ エレキギター「PACIFICA611VFM」
希望小売価格:70,400円(税込)
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/el_guitars/pacifica/pac_600.html
「新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行しライブの機会が増加したことに加え、人気アニメの影響もあり、高校の軽音楽部を中心にエレキギターの需要が拡大いたしました。そのような中で、大賞に選ばれましたことを光栄に存じております」──株式会社ヤマハミュージックジャパン LM営業部 部長 田坂貴史
■「ベース部門」大賞
ヤマハ エレキベース「BBシリーズ」
希望小売価格:BB234 41,800円(税込)~BBP35 258,500円(税込) ※全9品番
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/el_basses/bb_2017/index.html
「BBシリーズは、長年にわたりトップアーティストに支持されてきた、ヤマハベースの中心となるモデルです。その魅力や特長をご理解いただけて大賞を受賞できたことは、ヤマハベースの歴史にとって大きな出来事となりました」──株式会社ヤマハミュージックジャパン LM営業部 部長 田坂貴史
なお、「楽器店大賞」では他に「電子ピアノ・キーボード部門」「フルート部門」「バイオリン部門」があるが、「電子ピアノ・キーボード部門」ヤマハ 電子ピアノ Clavinova「CLP-775」3位、「ギター部門」ヤマハ エレキギター「PACIFICA112V」2位、「ベース部門」ヤマハ エレキベース「TRB/TRBXシリーズ」2位、「フルート部門」ヤマハ フルート Finesse「YFL-517」2位、「バイオリン部門」ヤマハ バイオリン Braviol「V7SG」3位…と、ヤマハの楽器群がすべての楽器エリアで受賞を果たしている。
「楽器店大賞2023」
表彰:商品部門/作品部門(今年度新設)/プレイヤー部門
対象:全国楽器協会 会員小売企業/一般投票
発表日:2023 年 10 月 23 日(月)
表彰式会場:ヤマハ銀座スタジオ(ヤマハ銀座ビル B2F)
◆「楽器店大賞2023」オフィシャルサイト